8分間の奇跡! もち小麦使用『日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺』は別次元へ【食べ比べ】
カップうどんに求めてきたもちもち食感。どん兵衛は尽きることのない私たちの欲望に応えるべく『日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺』を新発売した。史上最高のもちもち麺に隠された秘密を解明する!
もちもち食感を実現した新たな素材「もち小麦」とは?
お湯を入れて10分の柔らかもちもちどん兵衛や、電子レンジで加熱するレンチンどん兵衛など、私たちはあらゆるアレンジを繰り返してより本格的な食感を目指してきた。その思いは日清食品に伝わり、ついに史上最ももちもちな麺となった「日清のどん兵衛」が登場する。
それこそが日清食品の『日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺』(82gうち麺60g・希望小売価格 税抜205円・2020年11月16日発売)だ。即席麺の同ブランド史上最も太い麺となり、かつてないもちもち食感を実現。麺に負けないようスープも出汁の旨みをしっかりと感じられる味わいに進化している。
だが、麺を太くするだけでもちもち食感になるなら苦労はしない。その最大の工夫は麺の一部に使われた「もち小麦」にある。「もち小麦」は東北地方の一部で栽培されている日本産の新しい小麦で、一般的な小麦のでんぷん中に含まれているアミロースを含んでいないため、粘りが増大してもちもちとした特性となるというわけだ。
限定プレミアムと名付けるほどの自信作、そのもちもち食感を通常の「日清のどん兵衛 きつねうどん」と食べ比べて確かめてみよう。
まずは定番確認「日清のどん兵衛 きつねうどん」
まずは通常の「日清のどん兵衛 きつねうどん」から。
なお、こちらは昆布だしのきいた西日本仕様。中に入っている粉末とお湯を入れて5分。記者は辛いのが好きなので七味を投入。
漂う湯気からやさしい昆布だしの香りが心地よい。平麺のような薄めの麺を啜り食感を確かめる。食べなれているせいか、これでも十分にもちっとした食感が楽しめるのは間違いない。太さがない分簡単に噛み切れるが、同社独自の「3層太ストレート製法」によって弾力があり美味しく食べられる。
あえてマイナス面をあげるなら、うどんらしさがあまりないということ。人の感覚はおそろしいもので、全く同じ素材であっても太さの違いで味わいは大きく変わる。カップ麺特有の平麺の舌触りによって脳がうどんとは違う別の麺を食べているような感覚に陥ってしまうのだ。
スープは西日本仕様ということもあってあっさりめ。麺とも非常にマッチしていてお互いを引き立てるような味わいに仕上がっている。だしが浸み込んだおあげがめちゃくちゃ美味しい。
かやくはふっくらおあげ、かまぼこ、ネギ。別添に和山椒をきかせた風味華やぐ「彩り七味」付き。
限定プレミアム『日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺』
続いては本命『日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺』。作り方は基本的に同じなのだが、お湯を入れた後8分待機する必要がある。これが意外と長い。忘れないようにタイマーなどきちんとセットしておこう。
限定プレミアム感のある金色の蓋を開けると昆布だし+かつおの輪郭が強くなった香りがふわり。先ほどは安心する香りだが、こちらは食欲をそそる香りだ。
まずは気になる麺を観察。こちらも平麺だが史上最も太いというだけあって、通常の1.3倍ほど(約6×2.5mm)。先ほどと同じ「3層太ストレート製法」だが、小麦粉の30%が「もち小麦」が使われており、お箸で持つと分かるほどのもちもち感となっている。
ずるずるっと口に入れて咀嚼。先ほどとは全く違う口当たりに驚かされる。太い。「日清のどん兵衛 きつねうどん」は弾力が強いという印象だったのだが、こちらは粘りのある茹でたてのような印象。硬さだけでいえばこちらの方が柔らかくてすぐに噛み切れるが、しっかりと噛まないと飲み込めないような存在感の強さがある。
なにより驚いたのは小麦の味がしっかりと感じられること。初めこそスープと調和した味わいが美味しいのだが、噛めば噛むほどふわっと心地よい風味が広がっていき最終的に麺だけでも噛み続けたいと思えるような味が広がる。
スープは見た目上の違いはほとんどないが味は全く別物。こちらは昆布だしとかつおだしがバランスよく調和した少し濃厚な味となっている。少々甘めなのでスープを全部飲みたい、という人にはちょっと気になるかもしれない。ただ、麺の存在感の強さを考えるとこうなるのも仕方ないだろう。
かやくは同じく丸大豆100%使用のふっくらおあげ、かまぼこ、ネギ。別添に和山椒をきかせた風味華やぐ「彩り七味」付き。
8分耐える価値あり!これまでのどん兵衛とは全く違う麺のおいしさ
『日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺』の食べ比べをしたが、従来よりもはるかに進化を遂げたもちもち感が伝わる一品だと分かった。これがカップ麺とは信じられないくらいだ。8分という待ち時間はかなり長めだが、それだけの価値があると断言できるクオリティ。麺自体の味も美味しいのでこちらもぜひ堪能してほしい。
全国のスーパー、コンビニで発売中。限定商品なのでご購入はお早めに。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎