【洗えるハンドクリーム】一億総消毒時代の手荒れと面倒さに『マジックハンドクリーム』!【消毒荒れ対策】
頻繁に手指をアルコール消毒する機会が多くなった。しかし、アルコールなので当然手指が荒れる。知らないうちに小傷ができていて、消毒するとピリッと染みる。保湿もするが、毎回ハンドクリームを塗るのは面倒だ。そんな時にドラッグストアで発見したのが”手も洗えるハンドクリーム”こと『マジックハンドクリーム』だ。
消毒とハンドクリームを同時に可能にした『マジックハンドクリーム』は安心の国産品!
店に入るたびにアルコール消毒、コロナ禍では仕方のないことだけれど、とにかく手肌はボロボロ。記者はほとほとうんざりしていた。さらに保湿のためにハンドクリームを塗るというのは、1日に何回もあると、かなり面倒だ。
そんな手荒れと面倒臭さを一気に解消してくれるのが、「ヘパリーゼ」などで知られるゼリア新薬工業の『マジックハンドクリーム』(販売名:薬用フルハンド/指定医薬部外品・40g・希望小売価格 税抜980円・発売中)である。ちなみに発売は新型コロナ流行前の2019年3月だというのに驚いた。
一見乳白色のハンドクリーム、しかしその機能に手指洗浄・消毒があるというから驚く。この一石二鳥はありなのか? これからしばらくも続きそうな消毒時代なので、もしこれが役立つなら、手間激減しつつ消毒可能で、非常に快適な毎日を過ごせるのではないか。そこで実際にためしてみた。
「マジックハンドクリーム」をおためし!
いつでもどこでも水なしで手を清潔にできる手指洗浄・消毒用ハンドクリームという触れ込みの「マジックハンドクリーム」。実際に手指に出して馴染ませてみる。しっとりとした使用感で、小さな傷にも特に染みない。
みずみずしくのびがよく、すり込むと透明でさらっとしているが、触るとしっとり。その後サラッとした使用感に変わり、気持ちがいい。ハンドクリームとしても優秀だと思った。特に一億総スマホ時代の最近では、どんなに保湿効果があっても、画面がネトネトになるのでは使いにくいからだ。
消毒成分は、手荒れを起こしやすいアルコール(エタノール)ではなく、ベンゼトニウム塩化物(0.05w/v%)を採用。これは殺菌消毒に用いられる逆性石鹸の一種であり、「マキロンs」(第一三共ヘルスケア)の主成分としても知られるものだ。
消毒効果は約4時間継続し、同時配合されているコンドロイチン、ヒアルロン酸などの保湿作用成分を配合してハンドクリーム機能を発揮する。無着色・無香料で、鼻を近づけるとわずかに消毒感のある香りがするが、ほとんど気にならない。
持ち歩きしやすい少量タイプなので、外出先や食事前など、ハンドクリームのようにニオイを撒き散らすことなく使用できるのが便利だ。使用感は本当にハンドクリームそのものである。
悪目立ちしないデザインなので、バッグにいつも入れておくのがおすすめ。手荒れや面倒さにうんざりしているのなら、ぜひ一度ためしてみたい。記者はすっかり気に入ってしまった。こうした製品で輸入品だと、時たま「大丈夫?」と思う時もあるが、国内大手の製品なので安心度も高い。災害時などの水が使えない時でも使用可能なのもポイントが高い。
入手は、全国の薬局・ドラッグストアなどで可能だ。
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photo by 尹 哲郎