【ソイミート】チキンの旨味をアップ! 新『罪なきからあげ』を食べてみた

 

唐揚げはカロリーも糖質も高い罪深い食べ物。そんな唐揚げをたくさん食べても大丈夫と言ったらあなたはどうするだろうか。『罪なきからあげ』は、鶏肉の代わりに大豆たんぱく肉を使ったヘルシーな唐揚げスナック。しかもたんぱく質6.3gを摂取できる至れり尽くせりな栄養配分。だが、スナックでアの旨味を再現できるのだろうか。早速その味をおためししてみよう!

 

唐揚げだけどスナック菓子! 植物性たんぱく質6.3gを含んでいるから、健康を気にする人にもぴったり!

昨今の健康志向の高まりにより注目されているたんぱく質。血液や筋肉など身体を作る様々な役割を持っており、不足すると免疫機能にまで影響を及ぼすと言われている重要な要素だ。

たんぱく質の1日当たりの推奨量(成人男性60g、成人女性50g)。実際の摂取量は年々不足する傾向にある

単純にたんぱく質を含むご飯やお肉を食べればいいのだが、その代わりにカロリーや糖質が増えてしまうシーソーゲームになってしまう。つまり効率的にたんぱく質だけを摂取するのが理想というわけ。

これを解決するための1つの選択肢として考案されたのが、湖池屋『罪なきからあげ』(23g・希望小売価格 税込1,918円/12袋・2020年10月5日発売※コンビニ:9月21日先行発売)。1袋でエネルギ−126kcal、たんぱく質6.3gが摂取できる唐揚げ風スナックだ。2019年に一部店舗で限定発売されていたが、この度リニューアルして全国発売となった。

 

重ねて書いておくが、本商品は唐揚げと名前が付いているが実際はスナック菓子。揚げる必要もレンジでチンする必要もない。袋を開ければすぐに食べられるおやつである。

 

スナック菓子という点以外で普通の唐揚げと違うのは、鶏肉ではなく「大豆たんぱく肉」で作られていること。「大豆たんぱく肉」とは、大豆肉や大豆ミート、ソイミートなどとも呼ばれる大豆を主原料とした食材のことで、ベジタリアンやヴィーガンの人にはお馴染みの代替肉だ。

原材料の1番目には大豆たんぱく食品の文字

 

低カロリーで栄養価が高いため、ダイエット目的でも利用されているが、そのままでは旨味はない。味付けでどうカバーするかが商品の味を決める重要な要素となっている。『罪なきからあげ』は、唐揚げの食感をとジューシーな唐揚げの味わいが楽しめる新感覚の唐揚げとのことだが……。早速その味を確かめてみよう。

 

NEW『罪なきからあげ』は唐揚げそっくりのサクサク食感! 濃いめの味付けで満足度高し

パッケージは従来の白色ベースから黄色(金色)ベースにリニューアル。よりジューシーさが伝わるデザインになった。サクサクに揚げられた衣を思わせる美味しそうなパッケージだ。

 

香りは唐揚げと言えば唐揚げだし、バーベキューっぽさも感じる。スナック菓子というだけあって、かなり硬め。大きさはひと口大で平らな形状となっている。

1袋あたりのエネルギーは126kcal、糖質は約5.9g

ヒョイと口に入れてみると、唐揚げの衣らしいサクサク食感がお出迎え。ポテトチップスのパリパリ感ともチ―トスのサクサク感とも全く違う、あの衣の感じだ。再現度が高くて正直驚いている。

中身は繊維質で鶏肉っぽい

ジューシー感はそれほどなく、全体としてはスナック寄りの舌触り。ソフトジャーキーのような少し弾力のある噛み心地に似ているだろう。じゅわっと染み出てくる旨味はないが、フレーバーが濃いめに味付けされているので、噛むほどに口の中で絡まって味を堪能できる。本物のから揚げとは大きな差があるが、それでも満足できる程度には美味しい。

唐揚げの肉があまり入っていない尻尾のような細い部分のような感じと言えばわかるだろうか

少し気になったのは大豆のニオイがけっこうすること。フレーバーで多少ごまかされているものの、ちょっと引っ掛かるニオイなので苦手な人は注意。単品で食べるよりもお酒のおつまみとして食べるなど、飲み物とセットで食べればよりおいしく食べられそうだ。

 

1袋23gと少なめだが、1つ1つが濃厚でしっかりと噛みしめられる満足度の高い1品。おやつを食べながらたんぱく質を摂取もできるので、うまく取り入れながら健康な身体作りをしてほしい。

 

全国の全国コンビニエンスストア、その他一部店舗、湖池屋オンラインショップで発売中。

 

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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