味付きストロー『ミラクルストロー シッパー』で牛乳嫌いを克服できる? 4種類の味を飲み比べ!
牛乳は飲まない方がいい? そんな疑惑が飛び交った2014年だが、WHOでも日本栄養士会でも「カルシウムの最良の補給源は牛乳・乳製品である」と明言されている。そこで今回は、オーストラリアのストローメーカー「UNISTRAW社」が開発した味付きストロー『ミラクルストロー シッパー』で牛乳嫌いが克服できるか試してみた!
『ミラクルストロー シッパー』とは、2005年にオーストラリアで誕生した”牛乳の味を変える魔法のストロー”で、現在ではアメリカやヨーロッパ、アジアなど世界65カ国で大ヒットを飛ばしている商品! 小さい子供たちによく飲ませるココアのように「粉末を牛乳に溶かす」という発想ではなく、飲むストロー自体に味をつけてしまおうという発想が斬新なアイテムだ。シッパーというネーミングの由来は、飲むと(sip)思わず感動で「あっ!(ahh!)」と驚いてしまうことから。日本では輸入雑貨店や大型会員制マーケット・コストコなどで入手でき、ネットショッピングでも徐々に広がりを見せている。
フレーバーは全部で4種類。チョコレート風味、イチゴ風味、バナナ風味、クッキー&クリーム風味と牛乳とよく合う風味で子供たちが好きな味が揃っている! 「牛乳は苦手だけれど、チョコレートミルクやイチゴミルク、ミックスジュースなら大好きという人も多いはず。
使い方は簡単。牛乳が入ったグラスに『ミラクルストロー シッパー』を挿し、牛乳を吸うだけ! なぜこれで味が変わるのかは、ストローを見れば一目瞭然。ストローの中に小さいな粒々が入っている。チョコレート風味は茶色、イチゴ風味はピンク色と味が想像できるカラーの粒だ。ストローを振ると、中の粒が動いてシャカシャカとイイ音が鳴る。この粒は「ユニビーズ」というフレーバー付きの粒。吸った牛乳がこの粒々を通過することで味が牛乳と混ざり合う仕組みだ。
ストローは、タピオカドリンクなどのストローほど太くはないが、普通のストローよりもやや太め。「粒が直接口の中に入って、ざらざらすることはないのか?」と気になったのでよく見てみると、両方の先端にフィルターがあり、粒が溶けずに出てくることはないので安心! しかもどちらから飲んでもOK!
『ミラクルストロー シッパー』1本につき、牛乳1杯分(約200ml)楽しめる。カルシウム入りで、人工香料や防腐剤は使用されていないとのこと。子供たちのことをちゃんと考えられているのも嬉しい。牛乳は常温やコールドのみ対応。パッケージの注釈に「やけどをするおそれがありますので、ホットミルクでのご使用はお控えください。」とある。
さっそくストローを挿して、飲んでみよう! まずはイチゴ風味から。ピンクの粒を通った牛乳が口の中に入ると、最初は普通の牛乳だが徐々にイチゴミルクの風味になってきた! 続いてチョコレート風味を試飲。
粉末タイプよりは薄味なのだが、イチゴ風味よりもはっきり「チョコの味だ!」とわかりおいしかった。
ストローが太いので、特に吸いにくさはない。が、思いっきり吸いこむと、ユニビーズの味がほとんど溶けださずに牛乳がそのまま出てくる。口の中で味を確かめられるくらいゆっくりのペースで吸うと、ちょうど良い濃さで飲むことができた。
バナナ風味は、口の中に広がる香りはバナナだが、ゆっくり吸っても牛乳の味がやや強めになる。最後はちょっとめずらしいクッキー&クリーム風味。クッキー&クリームといえばアイスクリームをイメージするが、ゆっくり吸うとココアクッキーのおいしさと甘さを感じた。クリーム感はあまりないので甘めのココア味というところ。もともと牛乳が好きな人なら4つの風味のどれでも美味しくいただけると思う。牛乳が苦手な人には、チョコレート風味かイチゴ風味がオススメ。ちなみに、中途半端に使ってしばらく置いておくと、ユニビーズが固まってしまいストローとしても機能を失ってしまう。使用する際は全部飲みほしてしまうようにしよう。また、ホットは危ないのでぬるめの牛乳で試してみたら、溶ける速度が早くなるので、濃い味にしたい場合は冷たい牛乳よいもぬるめに限る。
子供たちはストローの粒々の色が変わったり、味が変わるのが楽しいらしく興味しんしんで、あっという間に飲みほしてしまった。牛乳嫌いが100%克服できるとは言えないが、「このストローで飲みたい」という気持ちを起こさせることは確かだ。
『ミラクルストロー シッパー』は、10本入りで400円前後、大容量パックの60本入りは1500円前後で販売中。輸入しているのは東遠ジャパン株式会社(ドンウォンジャパン)。キムチや韓国のり、ツナ缶などを扱っている貿易・製造メーカーで、グループ企業の東遠F&Bがシッパー開発元のUNISTRAW社と独占契約を結んでいる。どこでも購入できる商品というわけではないが、大型量販店や輸入雑貨店、ネットショップなどで発見した際はぜひお試しを。