美食のスーパー、こだわりの缶詰! 『紀ノ国屋 さばカレー煮』のおいしさを確かめた
カレーと言えば肉が主流だが、今や大人気になったさば入りのカレー。全国で人気の”さばカレー”だが、美食のスーパーマーケットとして知られる高級スーパー・紀ノ国屋が国産のまさばをカレーで煮込んだ『紀ノ国屋 さばカレー煮』を販売中だ。カレーはよく見かけるが、カレー煮込みとは珍しい! 一体どんな味なのだろう?
ご当地グルメの”さばカレー”から個性派の”さばカレー煮込み”登場
株式会社紀ノ國屋(東京都新宿区)はスーパーマーケットや食品の製造・販売を行うメーカーだ。明治43年に、青山で果物商として創業し、100年以上の歴史を持つ。以来世界中の美味な食品や、産地や生産にこだわった生鮮食品、自家製パンやスイーツなどを扱い、高級・美食のスーパーマーケットとしてその人気を確立している。
同社が発売する『紀ノ国屋 さばカレー煮』(1缶総量190g・販売価格 税抜399円・発売中)は、秋冬に水揚げされる脂の乗ったまさばを、濃厚でコクのあるカレーで煮込んだ缶詰だ。ごはんにのせてカレーライス風はもちろん、うどんやそうめんにかけてもOKだとか。もちろん、おつまみとしてそのままでも美味しくいただけるそう。
さばカレーは、千葉県銚子市のご当地グルメ。今でこそ全国的に有名だが、元は人気テレビドラマで登場したことがきっかけで、商品化されたご当地カレー。生臭さのある青魚をカレーのスパイスが消し、食べやすいと評判だ。
カレーもさばも大好きな記者。これは魅惑のコラボ! 早速いただいてみたい。
さばの味を消しすぎず、脂とルーがトロリとマッチ!
開封するとカレーのスパイシーな香りの後に、さばの香りも少しする。
お皿に出すと、ゴロンと大きな切り身が!
スプーンを入れると、ほろっと割れる柔らかさだ。まずはそのままいただきます。カレーのスパイシーな風味に、鯖の濃厚な脂がこってりと残る。
調味料には、トマトペーストやカレー粉の他、しょうゆや生姜汁を使用していて、さばとルーがマッチしている。ピリッと刺激的な後味が多少あるものの、甘口〜中辛程度。辛すぎないので食べやすい。
冷めていても柔らかくほぐれる食感だ。カレーライスのように白米といただいてみたが、ご飯が進む! ルーが少なめで、さばの味を消さない。これは、カレールーというよりも、さばを主としたカレー煮。さば好きにはたまらない。骨まで柔らかく食べられるので、魚嫌いの子供でも食べやすそうだ。
温めてみると、さらに身が柔らかくなってトロリとした食感に。カレーとさばが、さらに一体化する味わいになった。開けて乗せるだけという手軽さで、このボリュームとクオリティは嬉しい。
ただ香りはやや魚くささがある。苦手な人には、少々生臭く感じるかもしれない。さばもカレーも好きな記者は、おつまみとしてお酒と一緒に、キャベツやじゃがいもなどを添えていただきたい。
購入は、オンラインショップの他、一部の紀ノ国屋・グルマンマーケット・百貨店・紀ノ国屋アントレ・KINOKUNIYA Sutto(キノクニヤスット)・デイリーテーブル・ベーカリー専門店から可能。詳しくは公式サイトを参照してみて欲しい。
公式サイトはこちら
photo by 玉恵