【非喫煙者におすすめ】センサーで休憩時間を提案、カフェイン、GABAでリフレッシュできる一服デバイス『ZORN(ゾーン)』
しゃかりきになって24時間体制で働いた時代はとうの昔、今では”休むのも仕事のうち”が主流になってきた。そんな人に役立つ蒸気を吸い込む休憩デバイスが『ZORN(ゾーン)』である。カフェインでパワフルに、GABAでゆったり、非喫煙者の一服タイムが豊かになる。
休憩タイムにカフェイン、GABAの蒸気を、サッと取り出しスッと吸う新世代リフレッシュデバイス
仕事や家事の合間のひと休み。喫煙者ならタバコを一服だろうけれど、非喫煙者だって気持ち的に一服したい瞬間はあるはずだ。そんなときにスマートにカフェインやGABAをほんのりアロマの蒸気とともに補充するという新しい提案を仕掛けているのがBREATHER株式会社(東京都港区)『ZORN(ゾーン)』(約150×直径約21mm/約31g・希望小売価格 税込11,990円・2021年6月15日発売)である。
フレーバーリキッドを蒸気化して吸引してリラックスする、いわゆるベイプ(VAPE)と呼ばれるたばこ代替製品は以前からあるが、この『ZORN』は同じ構造を持ってはいるが、あくまでひと休みのために最適化したコンセプトのようだ。
というのも、この『ZORN』はベイプ(VAPE/電子タバコ)がいわゆる”爆煙”と呼ばれるもうもうとした蒸気や、紙巻きタバコ並みの白い蒸気量をアピールしているのと違い、蒸気を吸って吐いても白い煙状になりにくいのである。
“まるでタバコ”な蒸気量を目指すおおかたのベイプデバイスとは違い、普通に蒸気を吐いてもモウモウとしない。軽く蒸気を口に含んでからさらに空気を混ぜると、もはや口の先から出てくるのは”無”。
では『ZORN』で何が可能かというと、カフェインやGABAを心地よいアロマとともに吸い込むことができる。ソフトドリンクや菓子で補給しても良いのかもしれないが、それだとカロリーも糖質もあるので、純粋にゼロカロリーのままで楽しめるのがこのデバイスの良いところだ。
センサーに指を当てると、脈動を察知して、適切な休憩時間をサジェッションしてくれる!
おもしろいのは、本体中央に小窓があり、ボタンをダブルクリックしてから親指を当てると『ZORN』が休憩時間量をLEDの色で提案してくれる「ひと休みセンサー」を搭載しているところ。記者がやってみると青くなった。どうやら3分休憩が適切らしい。
ただ本体の稼働時間と連携しているわけではないので、3分経ったら自発的に仕事に戻るしかないので注意が必要だ。
『ZORN』で専用カートリッジ「POWER」(カフェイン配合 ミントフレーバー)を吸ってみた
『ZORN』手のひらから少しはみ出す程度のおとぎの国のリコーダー的形状。キャップを取り、専用カートリッジを装着して、中央のボタンをトリプルクリックするだけで起動。あとは吸うと自動で蒸気が出るようになる。まずは専用カートリッジ「POWER」(3個入※約250回吸引可能/本・カフェイン配合 ミントフレーバー・税込1,980円・発売中)からためす。
おだやかに呼吸するように吸い込んでから、ゆったり息を吐き出せばばOK。リキッドのグリセリン類を調整しているのだろうか、モウモウと蒸気が出るタイプではなく、するりとほんのり甘いメンソール感が入ってくる印象。刺激が強くないところがいい。
『ZORN』で専用カートリッジ「CALM」(GABA配合 ココナッツフレーバー)を吸ってみた
リフレッシュは、カフェインのように”がんばるぞ”感を感じるのもいいが、純粋にゆったり休憩したいと思う人も多いだろう。そんなときに”まあ、落ち着いて”とばかりにGABA(ギャバ)を配合したトロピカルなココナッツフレーバーの「CALM」(3個入※約250回吸引可能/本・GABA配合 ココナッツフレーバー・税込1,980円・発売中)が良いかも。
ケミカルさを感じにくいほんのりココナッツフレーバーで、まったりなひとときを演出してくれる。
どちらも控えめフレーバーで蒸気もステルスタイプ。禁煙用途などのタバコの代替としては考えにくいが、新たな休憩スタイルとして興味深いと思った。入手は公式オンラインストアやAmazonなどで可能だ。
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photo by 清水葉子