【熱中対策】塩分配合『ファンタ ゴールデンキウイ+ソルト』の贅沢な味わいを確かめてみた
『ファンタ ゴールデンキウイ+ソルト』は、近年人気のゴールデンキウイに加え、熱中症対策に重要な塩分を配合した夏にぴったりなファンタだ。果汁1%を配合した甘酸っぱいジューシーな味わいを楽しんでみよう。
甘さが引き立つ飲みやすさ。ただしソルト感は控えめ!
毎年夏の時期になると登場するのが夏ファンタ。季節限定のフレーバーを使うだけでなく、過酷な夏を乗り越えるための工夫がされた夏にぴったりな1本となっている。
今年発売されたのはコカ・コーラシステム『ファンタ ゴールデンキウイ+ソルト』(410mlPET・希望小売価格 税込151円・2021年8月9日発売・期間限定発売)。その名の通り、ゴールデンキウイと塩分を配合した熱中症対策にも役立つ新フレーバーだ。
過去に「ファンタ キウィ」(2005年)、「ファンタ キウイ+E」(2017年)を発売しているが、バージョンアップというべき変化を遂げている。
1つ目は品種の違い。過去商品ではグリーンキウイとよばれる一般的なキウイを再現したフレーバーだが、今回はゴールデンキウイとよばれる甘味の強い品種が楽しめるようになった。
2つ目は果汁。ファンタは香料などを駆使して近い味わいを再現した無果汁製品が多いが、『ファンタ ゴールデンキウイ+ソルト』はキウイフルーツ果汁を1%配合している。決して多い割合ではないが、有ると無しとではその差は歴然だろう。過去商品はいずれも無果汁なので、これもバージョンアップの要因の1つ。
パッケージは爽快感溢れる弾けるデザイン。パッと見レモンのように見えるが、描かれているのはゴールデンキウイ。内容量が410mlと少ないため、容器もやや小さめ。子供でも持ちやすそうな細さとなっている。
キャップをを開けるとキウイ香り…というよりは、グレープのような香りの印象。そこに甘さが加わったファンタらしい香りだ。
しかし実際に飲んでみると、グレープに似ているものの若干酸味が強調された味わい。ほんの少し青臭さがあるような気もする。ゴールデンキウイ自体、酸味も青臭さも控えめな品種なので思い込みの領域かもしれないが、それでもグレープとは少し違う上品寄りな味わい。甘さは意外と控えめでゴクゴクっと流せて飲みやすい。
惜しいのは、ソルトらしさがほぼ無いこと。後味の余韻も含めてじっくりと味わえば塩っ気があるような気もするが、100歩譲っても微々たるもの。どうせならガッツリときかせて欲しかった。塩分過多で身体には悪そうだけど、熱中症対策には効きそうだ。
夏のリフレッシュにぴったりかと言われると疑問だが、それでもゴクゴクっと飲みやすい味わいは流石のクオリティ。水分と塩分を同時に摂る意味でも飲んでみるのはありかもしれない。
全国のスーパー、コンビニで期間限定で発売中。
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photo by 尹 哲郎