【熱中対策】塩分補給 タブ2種『アクエリアス 塩分補給タブレット』『天塩の塩あめ しお味&レモン味』
汗をかくと失われる塩分も意識して補給しなくてはならないが、ドリンクだと液体ゆえ摂取する場所が限られてしまう場合もある。そこで夏の塩分補給に最適なタブレットを2種類『アクエリアス 塩分補給タブレット』『天塩の塩あめ しお味&レモン味』を紹介したい。
水分だけでなく、タブレットで気軽に塩分補給も!
熱中症対策などで、汗をかいたらとにかく水分補給! と思って対応している人も未だ少なくないと思うが、水分だけを補給すると、血液中のカリウムやナトリウム(塩分)が低下してしまうことがある。血液中にカリウムが不足すると、筋肉の動きや神経の働きに異常が起き、体にさまざまな症状が出現してしまうため、水分と一緒に摂取するのが大事なのが塩分だ。今回は『夏の塩分補給 タブレット2種類』と題して、手軽に少量の塩分補給ができるタブレットをご紹介しよう。
『アクエリアス 塩分補給タブレット』
まずは熱中症対策としてお世話になることも多いスポーツドリンク「アクエリアス」のライセンス商品の三菱食品(東京都)『アクエリアス 塩分補給タブレット』(15g・実勢価格 税込130円・発売中)。
ドリンクの「アクエリアス」と同様に、汗で失われる、ミネラル(ナトリウム)をはじめ、動く身体に必要な、クエン酸、アミノ酸(BCAA)を配合。汗には水分だけでなくナトリウムなどのミネラルが含まれており、水で水分を摂るだけだと汗で失われたミネラルは補給されないため、積極的に摂取したい成分だ。
「アクエリアス」カラーのパッケージには、しっかり「塩分補給タブレット」という文字も。とても軽くコンパクトなので、袋ごと持ち運びしやすい。
甘味料に使用されているスクラロースは、低カロリーでありながらなんと砂糖の約600倍の甘さを持っている。ただ塩分補給するだけでなく甘味もあるのはうれしいところだ。
袋の中には8粒の白いタブレットが個包装で並んでいる。少しだけ「アクエリアス」のような香りもするタブレットをさっそくパクリ。
パッケージにはスポーツドリンク味と記載されているが、記者的には「少し濃いめのアクエリアスの味」といった感じ。ほんのりとした甘味に、ほんの少しクエン酸の酸っぱさも感じる。クエン酸には疲労回復効果もあるので、単に疲れが溜まったときなどにも良さそう。
思っていたより濃いめの味わいだが、1袋あたりで52kcalなので安心。ドリンクの「アクエリアス」と一緒に楽しみながら水分・塩分補給するのにぴったりだ。
『天塩の塩あめ しお味&レモン味』
お次は天塩(東京都)の『天塩の塩あめ しお味&レモン味』(70g・希望小売価格 税込205円・発売中)。
海水から塩を取った後に残った塩化マグネシウムを主成分とする液体の「にがり」を含む「天塩」(あましお)を使用した塩味と、すっきりとした爽やかなレモン味のアソートとなっている。
大粒しお味は、原材料には水飴(国内製造)、塩化カリウムや乳酸カルシウム、そして海水を太陽と風の力で蒸発させながら、結晶化させてつくる大粒の天日塩(てんぴえん)を使用。汗によって失われる成分に近いミネラル組成を再現しているという。
塩味を大々的に打ち出し、見た目も真っ白なのでかなりのしょっぱさを予想していたが、口にいれた途端、やさしい甘味に包まれて拍子抜けした。
と思いきや、舐めていくうちに甘味が変化し、甘味よりも塩っ気が優勢に。時間が経つにつれ変化する味のグラデーションが面白いかった。
次に濃い塩レモン味。大粒しお味では入っていなかったクエン酸も原材料として使用されている。
クエン酸の酸っぱさがスッキリ爽やかな味わいを際立たせている。こちらも、舐めていくごとに味わいが変化し、徐々に大粒塩の塩っ気に包まれる。甘みと塩気の変化を一度に味わえるので、気分転換したいときにも食べたいテイストだった。
どちらも時と場所を選ばずヒョイッと食べられて、しょっぱすぎないのも良かった。今年の夏もマスク対策をしながら暑さと共存しなければならないが、タブレットとドリンクを併用して水分と一緒に塩分も補給しつつ、乗り切っていきたいところだ。
全国のコンビニやスーパー、ドラッグストアなどで発売中。
photo by 尹 哲郎/Official images