【食中酒】米のうまみで食事にもっと合う『キリン・ザ・ストロング 麒麟特製辛口こだわりサワー』を飲んでみた

食事中のお楽しみ!

 

幅広い料理に合わせやすい食中酒『キリン・ザ・ストロング 麒麟特製辛口こだわりサワー』。脂物はもちろん、繊細な日本食とも相性がいい「米うまみエキス」を配合した、これまでにはないドライサワーだ。そのこだわりの味を確かめてみた。

 

世の中は、甘くない酒を望んでる!

昨年の酒税改正やコロナ禍による家飲み需要をきっかけに、RTD(Ready to Drink)の飲み方に変化が起きている。キリンビールによると、これまでビールやレモンサワーなどを食中酒として愛飲していたユーザーが、より食事に合う甘くないお酒を求めているという。

ビールやレモンサワーが食事に合わないというわけではない。味の濃さや甘味が家庭料理に対して汎用性に欠けるのが原因だ。唐揚げや煮物なら合わせやすいが、豆腐やあっさりとした和え物など、繊細な料理との相性が良いとは言い難い。

 

甘くない、9%のキレてるお酒『キリン・ザ・ストロング 麒麟特製辛口こだわりサワー』を飲んでみた

そんな不満を払拭し、食事に合うお酒として新発売されたのが、キリンビール『キリン・ザ・ストロング 麒麟特製辛口こだわりサワー』(アルコール分9%・350ml缶・実勢価格 税込156円・2021年9月14日発売)。麒麟特製待望のドライサワーである。

むろんただのドライサワーではない。ブランドコンセプト(上質に仕立てた、これしかないうまさの特製サワー)に忠実に、食中酒として3つのこだわりが詰め込まれている。

 

1つ目は、米を熟成した「米うまみエキス」。キリッと辛口で米の旨いを感じられるように配合されている。

 

2つ目は、隠し味の「柑橘うまみエキス」。12時間以上に詰めた柑橘エキスを加えたことで、お酒のうまみを引き出しているのだ。

 

3つ目は食事と合う「天日塩」。キレの良さや食事との相性を高めるために、海水由来のミネラルを含んだ塩を加え、繊細な味から濃い味まで、料理の味を引き立てている。

1本あたり182kcal/糖質約0.35~2.45g

元々ドライサワーは食事との相性が良いお酒だが、ここまでこだわっているものにはそう出会えない。早速その味わいを確かめてみることにしよう。

カシュっと軽快な音を立てると同時に、日本酒を思わせる華やかな香り。ドライサワーと思っていただけにこれは驚き。味にもそれはしっかりと表れており、米の甘みがほんのりと乗ったうまみを感じる。一応ドライサワーではあるのだが、これは全く別物だ。甘めの日本酒を炭酸割ったようなそんな印象。

それでいて食中酒としてポテンシャルの高さにも気が付く。甘すぎずキレがあり、ほんの少し物足りなさがあるのだ。おそらくこれは隠し味の柑橘うまみエキスと天日塩のおかげ。

初めこそ米のうまみが勝つのだが、すぐに柑橘系のキュッとした味が現れ全体を引き締める。そして余韻にはほんの少しの塩味とアルコールの苦みが残る。なるほど、これが複層的な味わいか。正直ここまで分かりやすく感じられるとは思っていなかった。

脂物や煮つけなどの濃いめの料理はもちろん、和え物などとも合わせやすいだろう。とくに米のうまみが感じられる分日本食との相性は良さそうだ。

 

ただし、少しアルコールのクセが気になった。9%だから当然ではあるが、全体的に濃い味わいにも感じる。豆腐やあっさりとしたサラダなど、みずみずしい料理とは合わせづらそう。

とはいえ、かなり幅広い範囲の料理に合わせやすい味。単品でも美味しいし、炭酸も細かく弱めなのでビールやハイボールではカバーできない範囲を万遍なく網羅している。とくに米のうまみがしっかりとしているので、日本酒好きはぜひ飲んでみて欲しい。

 

全国のスーパー、コンビニで発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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