食欲の秋に!宮城県県北の郷土料理『はっと』は手軽に食べられてアレンジも自在に楽しめる!
煮込むだけで手軽に宮城県の郷土料理が楽しめる、マルニ食品の『はっと二人前(つゆ付)』は、アイデア次第でアレンジも自由自在。6月〜9月に募集した「はっとレシピコンテスト」では全国からたくさんの美味しいレシピが集まった! 10月20日の本審査を経て、グランプリに輝いたのは!? 手軽な「はっと」の味とレシピをチェックしていこう。
シンプルで美味しい郷土料理「はっと」が、簡単に楽しめるセット
「はっと」は、秋・冬は鍋、春・夏は汁物として年中食べられている宮城県の郷土料理。小麦粉に水を加えて練り込み、熟成させた後に生地を薄く延ばして茹で上げる、伝統的な小麦粉料理のこと。小麦粉を練り丸めた団子を「すいとん」呼ぶが、登米地方では薄く平たいものを「はっと」と呼ぶのだとか。
具材には地元産の野菜やきのことともに、油麩を入れることも! 油麩は小麦粉のタンパク質成分を油でからっと揚げた麩のこと。香ばしく、煮込むとコクが出る、「はっと」に欠かせない具材なのだとか。
130年余りに渡り麺を作り続ける老舗の製麺所、マルニ食品株式会社(宮城県登米市)の『はっと二人前(つゆ付)』(1袋2人前・希望小売価格 税込378円・発売中)は、そんな同社が、400年前から続く郷土料理の「はっと」を手軽に味わえるようにした商品。
好みの具材を入れて煮込むだけの手軽さで、現地の美味しい郷土料理がお家で楽しめるのだ!
まずはスタンダードに郷土料理「はっと」のセットを楽しむ
裏面の作り方を参照に、まずはその味を確かめてみよう!
沸騰したお湯300mlでキノコやネギなど、好みの野菜を煮込んでいく。ごぼうやにんじん、しいたけなどを入れても美味しそう。
野菜が茹で上がったら、付属のつゆを入れる。つゆは、醤油にいわし煮干しさば節など、だしの旨味たっぷり。
ここで「はっと」の登場だ。小麦を練った「はっと」は、平たくて大きなきし麺のよう…!
沸騰したつゆにはっとを入れ、煮込み…
油麩を入れて、さらに煮込んだら完成!
つゆをすすれば出汁の旨味が、口いっぱいに広がる。出汁でツヤっと煮込まれた「はっと」はつるっとしている。
しっかりとした歯ごたえと、噛めばモチモチ! 小麦を煮込んだとろみ感が、また美味しさを倍増させる。噛み心地が良く、食べ応えも抜群だ!
出汁をたっぷり吸った油麩は、モチモチとトロトロの間くらいの食感。「はっと」とダブルの食感がたまらない。
力作勢ぞろいの「第一回はっとレシピコンテスト」気になるメニューは!?
実は「はっと」はアレンジも自由自在! スタンダードに汁物はもちろん、ホワイトソースとチーズで焼けばグラタン風など、様々なメニューに使える。
記者も、パッケージを参考に、隠し味につゆをちょい足しで、あずきアレンジをしてみると…小麦粉と水のシンプルな素材は、どんな味にもマッチする。これはもう完璧な甘味!
こんなに万能な「はっと」だが、作り手が減っているのだそう。同社では気軽に食べて、美味しい郷土料理を未来に残すべく、オリジナルアレンジレシピを募集。その映えあるグランプリに輝いた、個性豊かなレシピがついに公開された!
グランプリは「I・Rick」さんの『はっとでサクサクアップルパイ』! 膨らんだはっとが、美味しそう!
準グランプリは「小野翠」さんの 『もちもちはっとラザニア』! こんがり焼けたチーズを見ているだけでお腹が空く!
入賞は「他つむぎ」さんの『たたき風あっさりばっと』など斬新で美味しそうなメニューばかり。「第一回はっとレシピコンテスト結果発表」をチェックしてみよう!
また、同社では油麩が入った「お試しセット」をマルニ食品オンラインショップにて販売している。
はっとのアレンジレシピを作ってみたい! 近くではっとが手に入れられない!はっとを味わってみたい! そんな人は、この機会にぜひ味わってみて♪
公式サイトはこちらphoto by 玉恵