【お風呂洗剤】どれが楽しい? おすすめバスクリーナー 3選『バスマジックリン エアジェット/ルックプラス バスタブクレンジング/バスフリーもこピカ』【比較】

どれを選ぶ?

 

面倒な家事No.1の呼び声も高いお風呂掃除。毎日やるのは面倒だけれど、ちょっとサボると石けんかすだらけでガビガビになり、汚れの残った部分からカビ発生など、大きな問題につながっていくもの。そこで少しでも楽しい気分になることのできる製品を『どれが楽しい? おすすめバスクリーナー 3選 』として厳選してみた。

 

【お風呂洗剤】持続性ジェットスプレー、こすらず除菌、もこもこ泡タイプなど進化中!

今回紹介するのは話題の新星『バスマジックリン エアジェット』、定番人気の『ルックプラス バスタブクレンジング 銀イオンプラス』、お風呂場をデコることができる(?)『バスフリーもこピカ』の3種。汚れ落ちはもちろんだが、使い勝手の楽しさも意識して、おためししてみた。

 

 

頭でっかちの不思議なルックスはラクをするため!
『バスマジックリン エアジェット』

花王(東京都)『バスマジックリン エアジェット』(430ml・実勢価格 税込453円・2021年9月8日発売)は、フォルムが他製品とは明らかに違う。もちろんデザインとしての進化ではなく、この頭でっかちには理由がある。


それは一般的にはミストボトルとも呼ばれる、圧力による持続スプレー可能な構造。記者もオンラインストアで空きボトルを購入して除菌スプレーとして使用しているが、一度使ってしまうとこれが非常に便利で、カカカッと連続押しした跡は、ミストがしばらく持続して出続けるのが非常に楽しい。もちろん電動ではなく、圧力をためこむ内部構造のみで実現しているので電池切れの心配もない。

 

正直見た目は少々残念だと思わないでもないが、実際に使ってみるとこの”連射ミスト”が非常に楽しい。一定のリズムでレバーを引いていくと、ずっとスプレーし続ける。そしてまんべんなく浴室にふりかけたら、待ち時間30秒。こすらなくてもバスタブの汚れはかなり落ちる。またバス排水口、風呂イスの石鹸カスも、軽くこすると光るくらいにきれいになった。

 

香りは「ハーバルシトラスの香り」と「フルーティフローラルの香り」の2種類。弱アルカリ性なので、手が荒れやすい人は手袋を使用した方がいい。

 

エッジの効いたボトルデザインでこすらず除菌
『ルックプラス バスタブクレンジング 銀イオンプラス』


どことなくスペーシーな印象のあるエッジデザインが特徴のライオン(東京都)『ルックプラス バスタブクレンジング 銀イオンプラス』(500ml・実勢価格 税込360円・発売中)。ミストの広がりが良く、ザラザラ汚れのもととなるカルシウムを”無力化洗浄”でき、こすらないでいいということから、定番化している商品だ。Ag除菌も可能なのも魅力的。


とはいえ最大の魅力は、800mlで実勢価格378円という「つめかえ用大サイズ」が存在することか。ランニングコストが激減する。

 

ハーバルグリーンの香りで、Ag除菌とピンク汚れ防止が可能。浴槽やイスにスプレーしたら1分待ち、シャワーで洗い流すことで、あちこちピカピカになるのは感動的。その後しばらくきれいが持続する気がした。ただし一部の浴そうでは着色することがあるので、洗剤をかけて10分以上放置しないよう推奨されている。

弱アルカリ性なので、手が荒れやすい人は手袋を使用した方が良いと思う。

 

ツノのできるしっかり泡がもこもこ楽しい!
『バスフリーもこピカ』

どのバスクリーナーも似たりよったりと嘆き、刺激を求めたいなら、ジョンソン(神奈川県)『バスフリーもこピカ』(570ml・実勢価格 税込383円・発売中)がおすすめだ。ボトルはスプレー缶タイプとなり、使用前によく振る必要があり、20cm離れてプシュー。多少の慣れも必要だが、コツをつかむと勢いよくもこもこの泡が出てくるので、純粋にエンターテインメントとして楽しい。


しかもこの泡、ふわふわではなく、生クリームだったらツノができる程度のしっかりとしたもこもこ泡。汚れの上にしっかり乗っかってくれるのもいい。ついついあちこちにふきかけてデコレーションしたくなり、遊んでいるようで楽しい。スポンジなどでこすった後、流せばほどよくさっぱりきれいになり、泡切れも良い。


香料不使用で刺激臭も無し。使用目安は週1回。液性がアルカリ性なので、手袋はするべき。LPガスを使用しているので火気厳禁だ。一部の浴そうでは着色することがあるので、洗剤をかけて10分以上放置しないよう推奨されている。

 

本当は3種類並行して使い分けると、お風呂掃除が楽しくなる!

記者的にはバスクリーナーを1種類に限定するよりも、複数使った方が楽しいという結論だった。なかなかこうして複数製品を使う機会はないものだが、香りも泡のニュアンスも違うので、せめて2種類常備して交互に使った方が、お風呂掃除にうんざりしにくいと感じたのだ。たぶん汚れの方も、さまざまな攻め方をされた方が落ちやすいとも思う。

カビ防止に焦点を当てたいなら、『バスクリーナー 99.9%除菌/石鹸カスに強い/カビも防げる』(ジョンソン)もいい

 

 

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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