【クラフトビール】『SPRING VALLEY 豊潤〈496〉』が日本産ホップ「IBUKI」を使い、より芳醇にリニューアル!
国内クラフトビールのパイオニア的存在「SPRING VALLEY BREWERY (スプリングバレー・ブルワリー)」のスピリッツを引き継いだ『SPRING VALLEY 豊潤〈496〉』がリニューアル。新たに上品で穏やかな香りの日本産ホップ「IBUKI」を使い、味わいや香りのバランスを高めてお目見えだ。クラフトビールに目のない記者がためしてみたい。
家飲みを充実させるクラフトビール
「SPRING VALLEY BREWERY (スプリングバレー・ブルワリー)」は、日本初の商業的に成功したビール醸造所。キリンビール(東京都)がその精神を受け継ぎ、原料にこだわったクラフトビール『SPRING VALLEY 豊潤〈496〉』(350ml缶・希望小売価格 税込272円・2021年12月製造品より順次切り替え)を発売。
キリンラガーに比べ1.5倍の麦芽と、4種類のホップを使った味わいは、麦の旨みが感じられる。お家飲みで「質」を求めるニーズにマッチし、注目を集めている。
今回のリニューアルでは、上品で穏やかな香りが特徴の日本産ホップ「IBUKI」を使い、さらなるおいしさを追求。芳醇ながら飲み飽きない味わいになったのだとか。
また、パッケージも帯・英字・カナのロゴを大きく、色味をブラッシュアップ。より品質感が伝わるデザインに生まれ変わった。確かに燃えるような赤に金色の差し色は、芳醇そう。マットな質感がちょっぴりお高い印象だ。
グラスに当たると、きめ細かい泡がたち、明るい茶色とのコントラストが美しい。
スッキリとクセのない香り。リニューアル前の同商品を飲んだ記憶では、芳醇な香りが印象だった気がするが…。思っていたよりも控えめで、爽やかな香りだ。
クリーミーでふわっと軽い泡は、持続力は弱いが口当たりが良い。
舌に乗った苦味は強く、しっかりとしたコクがある。それでいて、フルーティーなことに驚く。クセがない、スッキリとした飲みやすさだ。これは全体の温度を徐々に上げる「インフュージョン法」という製法によるものらしい。
香りよりも、しっかりとコク深い味わいが先にくる。通常の麦芽に、渋さが出ない絶妙な配分で焙煎した麦芽も組み合わせ、豊潤なコクを生み出しているのだとか。
アルコール度数は6%なので、ビールにしてはやや重いが、おうち飲みならほろ酔いくらいが丁度良い。クラフトビールならではの、しっりとしたコクと苦味。その後からふっと香る、クセのないホップのアロマ。王道の味わいだ。
おうち飲みでこのクオリティ。ビール好きなら一度味わってみて欲しい。購入は全国のコンビニ・スーパー・ドラッグストアなどで可能だ。
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photo by 尹 哲郎