かつお節の旨味を活かしたお弁当!品川駅の「日本橋だし場 OBENTO」へ行ってみた
本物のだしの美味しさをテイクアウトで楽しめる「日本橋だし場」を運営するにんべんは、そのコンセプトを発展させたお弁当専門店も運営している。「日本橋だし場 OBENTO」は、かつお節で炊き込んだだしご飯と惣菜の組み合わせが楽しいお弁当を展開しているとのことで、実際の店舗に伺ってみることに!
だしの旨味広がる贅沢で満足度が高いかつお節のお弁当!
1699年に創業したかつお節と加工食品の製造・販売を手がけるにんべん(東京都)は、「一汁一飯」をコンセプトにしたスタンディングバー「日本橋だし場」を運営。かつお節だしにこだわったメニューをテイクアウトで楽しめ、2021年にはかつお節だしが累計98万杯を達成するなど人気を博している。
そんなにんべんが、「一汁一飯」のコンセプトを発展させて2019年3月22日にオープンしたのがお弁当専門店「日本橋だし場 OBENTO」だ。かつお節だしで炊き上げたシャンパンゴールド色のだしご飯と多種多様な惣菜を楽しむことができる。
「日本橋だし場 OBENTO」は、JR東日本品川駅のエキナカ商業施設・エキュート品川の1階にあるトラベラーズキッチン内に店舗を構えている(渋谷ヒカリエ ShinQs 東横のれん街の地下3階に、2号店も2020年6月1日にオープン)。
駅の改札内に位置しているエキナカ施設にあるため、サラリーマンの方々が通勤途中に立ち寄ったり、新幹線で出張をする前に購入していくことが多いとのこと。
ディスプレイされているお弁当は、かつお節のだしを活かして作られたバラエティー豊かなラインナップ。だし炊き込みご飯の上におかずをのせた「だしわっぱ飯」やお肉とお魚と一緒にいただける「牛しぐれ煮弁当」など、見ているだけで食欲をかき立てる逸品が並んでいる。
惣菜のみもパッケージングされて売られているので、お昼ご飯にもう一品追加で楽しむも良し、会社帰りに買って帰って食卓を彩るのも良し。
フリーズドライのおみそ汁やお吸い物なども取りそろえられている。具材と調味を2ブロックにわけて、作りたての風味を引き立てているとのことで、お弁当と一緒に温かくだしの香りと旨味もいただきたい!
数あるお弁当の中から、「牛しぐれ煮弁当」をチョイスしてテイクアウト。だしの美味しさはもちろん、惣菜の美味しさにも注目していただいてみることに。
牛の美味しさと惣菜のバランスも絶妙!「牛しぐれ煮弁当」をいただく!
「牛しぐれ煮弁当」(価格 税込980円)はその名の通り、牛しぐれ煮がだしご飯の上にのせられており、惣菜として唐揚げ・鮭の塩麹風・だし焼き玉子・グリル野菜・いんげんごま和えが添えられているお弁当だ。
メインの牛しぐれ煮以外にも、鮭や唐揚げがあることで非常にボリューミー。どれから食べようか迷ってしまう。
まずは牛しぐれ煮とだしご飯を一緒にいただいてみる。柔らかくもありしっかりとした歯応えもあるお肉のジューシーさを堪能しつつよく噛んでいくと、噛めば噛むほどにだしが効いたご飯の旨味も口の中に広がっていく。これは美味しい!
もちろん、だしご飯オンリーでいただいても美味しいので、しぐれ煮と一緒に食べるかご飯だけ食べるか贅沢に迷える楽しさも。
だし焼き玉子もだしの旨味と玉子のマイルドさがいいアクセントに。鶏の唐揚げと鮭の塩麹風も非常にジューシーで、どこを食べても満足度が高いバランスのいいお弁当だ。
「日本橋だし場 OBENTO」は品川駅改札内のエキナカ商業施設・エキュート品川内にあるため、駅の外から伺う際は注意されたし。駅を利用した行き帰りや新幹線の駅弁として、かつお節をふんだんに使った贅沢なお弁当を楽しんでみてほしい!
※今回記事中で紹介した「牛しぐれ煮弁当」は2月28日よりリニューアル。価格や内容に一部変更があるため、詳しくは店頭にて。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎