飲んで水芭蕉を守る!『MIZUBASHO Artist Series 2022 片岡鶴太郎』はサステナブルな日本酒
俳優・画家の片岡鶴太郎がラベルデザインを手がけた日本酒シリーズ『MIZUBASHO Artist Series 2022 片岡鶴太郎 フローラルスパークリング/スティル/デザート』。ラベルに描かれているのは、群馬県の尾瀬に自生する水芭蕉。飲むことで環境保全につながる、ちょっと異色なサステナブルな日本酒だ。
群馬県にゆかりのある片岡鶴太郎がラベルデザインを担当した、尾瀬の環境保全活動に取り組む日本酒
永井酒造(群馬県)の『MIZUBASHO Artist Series 2022 片岡鶴太郎 フローラルスパークリング/スティル/デザート』(2022年3月8日発売)は、商品の売り上げの一部が、尾瀬の環境保全活動に寄付される異色の日本酒だ。
永井酒造が東京パワーテクノロジーと三条印刷の協力のもと、「MIZUBASHO Artist Series」第1弾を発売し、2020年9月よりスタートした「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」。地球温暖化の影響により鹿の食害を受けている尾瀬の原風景を取り戻すための活動で、継続的に水芭蕉の苗を植え足している。そうした運動にこの日本酒の売り上げの一部が役立てられるという。
ではその味わいを飲んで確認してみよう。
『Floral Sparkling -フローラルスパークリング-』(食前酒)
まずは食前酒の『MIZUBASHO Artist Seris Floral Sparkling -フローラルスパークリング-2022』(360ml瓶・単品希望小売価格 税込1,320円・2022年3月8日発売)を飲んでみる。グラスに注がれるのは、まるで尾瀬の水芭蕉の白い花を思わせるようなクリアで透き通った液体。
ひと口含むと、やわらかな口当たりのきめ細かい泡が心地よく、日本酒でありながら桃や林檎のようなフルーティな香りが広がる。
永井酒造が長年、研究を重ねてきたという瓶内二次発酵技術によって、口当たりが軽やかでカジュアルに楽しめる、まさに食前酒にぴったりで、女性中心に人気の高いスパークリング日本酒に仕上がっている。
『Still -スティル-』(食中酒)
続いて食中酒の『MIZUBASHO Artist Seris Still -スティル- 2022』(720ml瓶・希望小売価格 税込1,430円・2022年3月8日発売)をためしてみる。まるで果実酒のようなフルーティな味わいに、思わず「これが日本酒?」と声を上げてしまうほど。上品な甘みとみずみずしさ、たとえるならグレープフルーツのようなフレーバーで、口当たりが非常に心地いい。
女性にも好まれそうな軽快でありながら優しくフルーティな日本酒。それでいて、幅と奥行を感じる旨味もあって、どんな料理にも気軽に合わせられる食中酒だと感じた。
『Dessert -デザート-』(食後酒)
最後に食後酒の『MIZUBASHO Artist Seris Dessert Sake 2022』(300ml瓶・希望小売価格 税込1,100円・2022年3月8日発売)をいただく。デザートの名にふさわしい、上品な甘さはパッションフルーツやアプリコットを連想させる風味。甘さがありつつ、後味はサッパリしており、スイーツなどと合わせるのもおもしろい。
お酒なのに、なぜかホッとする味わいで、今日1日頑張った自分へのご褒美に、リラックスした気分になれるデザート酒だ。
発表イベントに片岡鶴太郎登場!
「MIZUBASHO Artist Series 2022 片岡鶴太郎」の発売に先立って開催されたオンラインによる発表イベントには、ラベルデザインを担当した鶴太郎さんが登場。尾瀬の環境保全に対する思いを語り、実際に水芭蕉の苗を植える体験も行った。
「MIZUBASHO Artist Series 3種」「購入者の名前入り水芭蕉苗写真」「尾瀬でのボランティア参加抽選券」がセットになった『Hike for OZEセット』(スパークリング酒/スティル酒/デザート酒・希望小売価格 税込6,000円・2022年3月8日発売 ※先着100名限定)は公式オンラインショップにて発売。
各商品の入手は、公式オンラインショップや特約店、その他オンラインストアにて可能だ。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎