華やかで軽やかな飲み心地

情熱の国スペインはカタルーニャ地方から、ポップで華やかなオーガニック認証のロゼカヴァ『ラ・ヴィ・アン・ローズ』が新発売！ バラのような華やかさとキャンディポップなニュアンスのスパークリングワイン、「飲む事により、人生を楽しみ、前向きな気持ちになれる」という生産者の想いが込められている。そんなスペインワインの魅力を探りながら、味わいも楽しんでみよう。

飲み飽きないおいしさ、スペインワイン

スペインの気候と風土がつくりだすワインは、地区ごとで個性豊かな味わいを楽しめる。世界各国のワイン好きから愛されるスペインワインを扱うスコルニ・ワイン（東京都）は、スペインワインの専門商社だ。

スペインワインはフランスと同様紀元前からワインがつくられており、赤ワイン、白ワインはもちろんだが、スペイン特有のスパークリングワイン「カヴァ」がある。カヴァは、シャンパンと同じ瓶内二次発酵でつくられており、その語源はカタルーニャ語の「洞窟」という意味で、かつては洞窟や地下で熟成させてつくられていたそうだ。

カヴァは白とロゼがあるが、今回紹介するのはボトルのローズピンクが美しいロゼのカヴァ！ 今は亡き創業者のグリニョン侯爵カルロス・ファルコ氏のライフスタイル“ラ・ヴィ・アン・ローズ（La vie en Rose）「バラ色の人生」”を映し出しているカヴァだ。飲むことで「人生をポジティブに、楽しく前向きに捉える」という生き方を、ワインを通じて提案。

正式名称は『マルケス・デ・グリニョン ラ・ヴィ・アン・ローズ カバ オーガニック ブルット・ロゼ（以下 ラ・ヴィ・アン・ローズ）』（750ml瓶・参考小売価格 税込3,080円・発売中）。コンセプトは「心躍る、煌めきのカヴァ。弾ける泡立ちでバラ色気分」。コンセプトを聞くだけで心が躍り、キラキラした気分になってくる！

葡萄品種はモナストレル50%とピノ・ノワール50%。煌めくローズピンクが印象的で、フランボワーズやチェリーのような赤系果実のフレッシュなアロマが特長のワインだ。

気候と土壌に恵まれたカタルーニャ地方のサン・サドゥルニに目を付けた生産者のファルコ氏は、地元のワイナリーに精通している醸造家アントニオ氏と共に、葡萄本来のポテンシャルやバランスを考えたカヴァを作り始めたのだとか。

スペインでも若者のワイン離れが多い中、若い世代が手に取りやすいカヴァに仕上がっている。はたしてその味は？

キラキラ甘めの見た目に甘酸っぱい味わいが魅力

ピンクがベースのパッケージは、ポップでパーティーシーンにぴったり！ 見ているだけで、心もウキウキ元気になるようなカラー。

カヴァ用天然コルクの栓を抜くと、ポンッという音とともに、いちごのようなフルーティでフレッシュな香りがパッと広がった。

細身のフルートグラスに注ぐと、細かい気泡がシュワ〜と立ち昇る。

薄いローズピンクのワインに泡がキラキラしている！ 赤みがかったピンクで、夕焼けが入ったようなドラマティックな雰囲気。フルーティでほのかに甘い香りが開く。香りだけで、味わいへの期待が膨らむ…

口に含めば、シュワッと広がるような気泡の刺激。爽やかな酸味があり、完熟前の若いいちごのようなフレッシュな味わいがある。

さくらんぼやイチゴを思わせるほのかな甘酸っぱさと、辛口でありながらも甘やかな味わい。

アルコール度数は11.5%。ほろ酔いにちょうど良く、食事と一緒にも楽しみやすい。いつもの食卓に華やかなカヴァを添えるだけで、普段と違った素敵な時間を楽しめそうだ。生ハム、タコとフルーツトマトのマリネなど、パーティーシーンにおすすめのお料理ともマッチするので、気軽にパーティー気分も楽しめる。

記者的には、ベリー系のフルーツやスフレなどのお菓子を添えて、お天気の良い午後に楽しみたい感じ。そんなウキウキするような見た目と、スッキリした飲み心地をぜひ味わってみて！

購入は公式オンラインショップから。

記者

玉恵

造形デザイン・カメラマンを経てライターに転身。ライター歴７年。好奇心旺盛でとにかく食いしん坊。北海道のド田舎出身。

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