ともくん選手が2度目の優勝!『GigaCrysta Presents ぷよぷよファイナルズ SEASON4』が開催!
国民的落ちものパズルゲーム「ぷよぷよ」プロ選手の頂点が決まる、セガ公式プロ大会『GigaCrysta Presents ぷよぷよファイナルズ SEASON4』が3月19日に開催された。出場権を手にした全8名のプロ選手が激突した大会の模様をお届けする!
実力者がそろった大会で最後にライバル対決が実現!
2021年4月から2022年3月にかけてスケジューリングされた「SEASON4」の期間中、全4回行われたセガ公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ」各大会優勝者と「ぷよぷよランキングポイント SEASON4」の上位4名が出場権を獲得した『GigaCrysta Presents ぷよぷよファイナルズ SEASON4』。
チャンピオンシップ優勝選手として、live選手・ぴぽにあ選手・fron選手・SAKI選手が 、ぷよぷよランキングポイント上位選手として、ともくん選手・飛車ちゅう選手・meta選手・へーょまは選手が出場した。
「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON4」は、STAGE1〜4まで異なる選手が優勝しており、「SEASON2」でセンセーショナルを巻き起こしたともくん選手、「SEASON3」からの連覇がかかるぴぽにあ選手らによって、「ぷよぷよ」のeスポーツシーン最高峰の戦いが繰り広げられることに。
大会MCにはお馴染みの椿彩奈さんに加え、前島亜美さんが担当。実況・解説者にはプロのTom選手をはじめmomokenさんとALFさんが担当。試合後にはピックアップされた試合で、どのような駆け引きが行われていたのかを丁寧に解説するなど、ネット配信で見守る視聴者を盛り上げていた。
大会は4名ずつA・Bブロックに分かれた総当たりリーグ戦が予選となる。10戦先取が勝利条件となっており、長丁場の戦いになるため戦略はもちろんのこと集中力の維持も大事となる。
激戦区となったAブロックからは、ともくん選手が全勝で決勝戦に進出すると、Bブロックからはぴぽにあ選手がこちらも全勝で予選を突破。「SEASON2」の覇者・ともくん選手と「SEASON3」の覇者・ぴぽにあ選手が「ぷよぷよファイナルズ」の決勝戦というこれ以上ない舞台で戦う展開となった。
試合前の意気込みを聞かれたともくん選手は「今シーズンはあまり結果を残せなかったですが、ファイナルズを優勝すれば僕の年になると思うので、絶対勝ちます!」と、実力は申し分ないが「SEASON4」ではライバルたちの後塵を拝したリベンジを誓った。
対するぴぽにあ選手は「去年のSEASON3はファイナルズ優勝をはじめすごい成績を残せたのですが、まだファイナルズを2連覇した人はいないので、超えづらい壁を作りたい」と王者の風格で連覇を目指すことに。
決勝戦は10戦先取の1セットを2セット先取が勝利条件となる。1セット目を先取したのは、抜群の仕上がりの良さをみせるともくん選手。2セット目、ぴぽにあ選手は序盤からミスをするなどらしさが出せず、苦しい展開に。
ともくん選手がじわじわとリードを広げていき、あと1勝のチャンピオンシップポイントとなるも、ぴぽにあ選手も粘る。最後は焦りを見せたものの、猛追するぴぽにあ選手を下してともくん選手が2度目の「ぷよぷよファイナルズ」優勝を果たした。
ともくん選手には、ファイナルズ優勝者のみに渡される記念パーカーと、記念クリスタルおよび優勝トロフィーが授与。そして総額150万円の優勝賞金を手にした。惜しくも敗れてしまったものの準優勝という結果を残したぴぽにあ選手には、賞金30万円が贈られることに。
見事自らの「SEASON」を勝ち取ったともくん選手は「(優勝できて)うれしいです。たくさん練習して迷わないようにスピードを出して本線を組んだりしてきたなかで、決勝戦では間違った選択もしてしまいましたが、気にせずに突き進みました」とコメント。
最後に追い上げを見せたぴぽにあ選手と、優勝賞金の使い道について尋ねられると「(ぴぽにあ選手の猛追は)怖かったですね……。(使い道は)貯金です」と答え、会場からは笑いも起きていた。
大会を見守った「ぷよぷよ」シリーズプロデューサー ・細山田水紀さんからは「今年で4年目となり、すぐにSEASON5も始まります。もともとうまいプレイヤーはゲームセンターで切磋琢磨してきましたが、(時代を経て)オンラインとなって全国に広がり、新しいプレイヤーや戦い方も出てきました。今後もどんどん新しいプレイヤーが出てきて、アジアなど海外でも広がるように努めていきます」と、今後のさらなる「ぷよぷよ」の発展についてコメントした。
大会中には次のシーズンとなる「SEASON5」の各大会日程も発表。今後のさらなる盛り上がりが期待される「ぷよぷよ」の競技シーンに、ぜひ注目してほしい!
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎