『レディーボーデンミニカップ COMBINATION〈ほうじ茶あずき〉/〈クッキーinチーズケーキ〉』のおいしさが反則級だった
昨年日本上陸50周年を迎えた「レディーボーデン」から、2つの素材とアイスを組み合わせた新シリーズが登場。その第1弾となるのが『レディーボーデンミニカップ COMBINATION〈ほうじ茶あずき〉/〈クッキーinチーズケーキ〉』だ。もともとアレンジレシピも豊富な「レディーボーデン」は、この新シリーズでどんな魅力を見せてくれるのだろうか。
大容量カップ(パイント)だけじゃない!プレミアムアイスの名を広めたレディーボーデンの新たな魅力を引き出す新シリーズ
「レディーボーデン」は、1857年にコンデンスミルクの製造方法が開発されたのを機に生まれたプレミアムアイスクリーム。1971年に日本上陸し、現在はロッテ(東京)がライセンス提携して製造・販売している。「FIT FOR A GOLDEN SPOON(金のスプーンで食べるのが、ふさわしい)」上質で特別なアイスでありたい、という想いが込められたアイスだ。
51年目となる今年、同ブランドは新たに2つの素材とアイスの組み合わせが楽しめる新シリーズ「レディーボーデンミニカップ COMBINATION」を発表。その第1弾となる新フレーバーこそが『レディーボーデンミニカップCOMBINATION〈ほうじ茶あずき〉/〈クッキーinチーズケーキ〉』(2022年3月28日発売)だ。
『レディーボーデンミニカップCOMBINATION〈ほうじ茶あずき〉』
1つ目は『レディーボーデンミニカップCOMBINATION〈ほうじ茶あずき〉』(120ml・想定小売価格 税込160円)。加賀棒ほうじ茶を100%使用したほうじ茶アイスに、北海道産あずきを使用した和風アイスだ。
パッケージは金色のカップにほうじ茶とあずきカラーを組み合わせたデザイン。同ブランドは黒ベースにアクセント程度のフレーバーカラーが基本なので、新ラインになってデザインにも変化を加えたようだ。
ほんのりと色づいたアイス。中にはあずき豆がまるごと入っている(砕かれたのもある)。
冷凍庫から出したばかりなのにスーッとはいるスプーン。このやわらかさも「レディボーデン」の特徴。舌の温度で解けはじめると、ほうじ茶の濃厚な味わいと香りが口いっぱいに広がる。茶葉感のある香ばしさがとても和風で心地いい。まったりとした味わいだが、ミルクの味や風味は若干控えめ。
あずき豆はおしるこくらいのやわらかさ。粒がそのまま残っているから、食感がしっかりと感じられる。少し甘めに煮ているのかアイス全体が甘めなのも印象的。ほうじ茶やアイスとの相性が良く、馴染みの良い味わいに仕上がっていた。
『レディーボーデンミニカップCOMBINATION〈クッキーinチーズケーキ〉』
2つ目は『レディーボーデンミニカップCOMBINATION〈クッキーinチーズケーキ〉』(120ml・想定小売価格 税込160円)。マスカルポーネとチェダーの2種類のチーズを使ったチーズケーキアイスに、発酵バターを使用したクッキーを混ぜた洋風アイスだ。
パッケージはクッキー(青色)とチーズケーキ(黄色)の2カラー。鮮やかな色の組み合わせが洋風アイスらしさを出している。
こちらもやわらかさはそのまま。たっぷりチーズを使っているおかげか、アイスのミルク感以上にチーズの濃厚なコク深さを堪能できる。酸味や風味は控えめだが、チーズ好きにはたまらない、まったりと舌に残る重厚感のある味わいだ。
クッキーは少々水分を吸ってふにゅっとした食感。個人的にはもう少しサクサク食感があったほうが好みではあるが、たっぷりと入っているので味わいはしっかり感じられた。
チーズよりも発酵バターの香りが強く、まるでバターを食べたかのような余韻も印象的。はじめはチーズ、後にバター。この組み合わせは背徳感に興奮するようなおいしさだ。
このクオリティで160円!お手頃に楽しみたい人におすすめ
プレミアムアイスはこだわりが詰め込まれたもの。当然価格も高くなる。だが、『レディーボーデンミニカップCOMBINATION〈ほうじ茶あずき〉/〈クッキーinチーズケーキ〉』はオープンプライスで、実際は税込み160円前後と超お手頃。反則級の味わいがこの価格で買えるなら文句の付け所がない。いつもと違うアイスで特別な日のご褒美に食べてみては?
全国のスーパーほかで発売中。
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photo by 尹 哲郎