大人気レモンサワーブランドの新顔『檸檬堂 無糖レモン/うま塩レモン』はビターとマイルドでどううまい?
2019年の全国展開以降、コンビニなどの酒類コーナーですっかりお馴染みとなったコカ・コーラシステムのレモンサワー専門ブランド『檸檬堂』。この度、そのラインナップに『檸檬堂 無糖レモン』と『檸檬堂 うま塩レモン』の2種類が加わった。それぞれ異なる特徴を持った味わいを、レモンサワー大好きライターが早速おためししてみる!
ビターとマイルドな選択肢が定番ブランドに新登場!
『檸檬堂』ブランドといえば、焼酎と水を前もってブレンドして数日間寝かした「前割り焼酎」をヒントに、独自の「前割りレモン製法」を開発。まるごとすり下ろしたレモンをお酒に漬け込んで馴染ませたことによって、レモンならではの果汁感とアルコール感をバラエティに富んだ味わいでラインナップしている。
記者も全国発売以来、その日の気分によって種類を変えつつ愛飲してきたが、今回お目見えしたのは、昨今よく見かけるようになった食事に合う甘くないタイプの『檸檬堂 無糖レモン』と、まろやかな旨味が楽しめるという『檸檬堂 うま塩レモン』の2つ。元々『檸檬堂 塩レモン』がラインナップにあったが、装いも新たに帰ってきた形だ。
それぞれの特徴を見ていこう。まずは『檸檬堂 無糖レモン』(350m缶・希望小売価格 税込165円・2022年3月28日発売)だが、無糖と書かれているとおり、厳選した複数のレモン果汁をブレンドした甘みが一切ないタイプだ。アルコール度数は定番ラインナップの『檸檬堂 鬼レモン』と同じ9%となっている。宅飲みでも飲み過ぎには注意したいところ。
『檸檬堂』ブランド=しっかり浸透した果汁感というイメージなので、無糖で甘くないというのは少しイメージしづらいが、レモンのうまさをすっきり楽しめるとのこと。
続いて『檸檬堂 うま塩レモン』(350m缶・希望小売価格 税込165円・2022年3月28日発売)は、コクのある瀬戸内の塩を隠し味として少量加えることで、レモンとお酒が絶妙に調和したまろやかさな美味しさが特徴となっている。お風呂上りや食後のゆったりした時間におすすめな1本だ。
ちなみに、レモンサワーに塩を少量入れるとマイルドさが引き立ち飲み口が変わるので、記者もたまにアレンジしていただいていた。要はレモンサワーと塩の相性はバッチリということなので、まろやか仕立な「うま塩」の「うま」の部分に注目していただきたい。
『檸檬堂 無糖レモン』を飲んでみた
さて、それでは実際に『檸檬堂 無糖レモン』からいただいてみよう。グラスに注いでみると、『檸檬堂』ブランドとしては珍しく透明感ある色合い(『檸檬堂 定番レモン』はレモン果汁が浸っているような色合いだ)。
グイッとひと口目を飲んでみると、レモンの苦味がしっかりと効いた味わいだ。クリアさというよりは、レモンならではのビターな果汁感があるので、レモンサワーの多様性がまた1つ広がったことを実感する。
『檸檬堂 うま塩レモン』を飲んでみた
続いて『檸檬堂 うま塩レモン』もグラスに注いでいただく。クリアではあるものの『檸檬堂 無糖レモン』と比べると、ややレモン果汁が浸っている感じの色合いとなっている。
実際に飲んでみると、レモンの果汁感こそ抑えめになっているが、その分塩の旨味がひと口目から感じられた。まろやか仕立と書かれているとおり、酸っぱすぎない絶妙なマイルドさだ。以前の『檸檬堂 塩レモン』はビターな味わいだったが、そのエッセンスは『檸檬堂 無糖レモン』に引き継がれ、『檸檬堂 うま塩レモン』はレモンの甘酢っぱさを程よく調整したマイルドな味わいで棲み分けているのだろう。
レモン果汁の甘さと酸っぱさとアルコール感をバランス良く融合させつつ、塩の旨味も存在感を持って味わいのピースになっている。「うま塩」というのも納得の味わいだった(記者は『檸檬堂 塩レモン』にもう少し塩味がほしいなと思っていたので、これは完成系と言える)。
日頃から『檸檬堂』ブランドを愛飲している記者も満足のいく新ラインナップだった。ともにアルコール度数は高めなので人は選ぶと思うが、レモンサワーの奥深い味わいを追求するなら、ぜひ一度試してほしい。また、定番ラインナップの『檸檬堂 はちみつレモン』と『檸檬堂 鬼レモン』も、味わいはそのままにパッケージがリニューアルされ、デザインの統一感が高まっている。
『檸檬堂 無糖レモン/うま塩レモン』は、全国のスーパーやコンビニなどの酒類取扱店で購入可能だ。500ml缶の「ホームランサイズ」も同時発売となる。
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photo by 尹 哲郎/Official images