レインシューズ5種を徹底比較! オシャレで歩きやすいのはこれ!
梅雨の時期もオシャレで快適に過ごしたい人のマストアイテム、レインシューズ。一足持っていると、実は梅雨の時期以外にも、一年中大活躍するアイテムだ! 記者も数年前にレインシューズを購入した時に「どうしてもっと早く買わなかったんだろう」と、その快適さに感動した口。沢山のレインシューズが販売しているけれど、今回は3500円以下で購入できる人気レインシューズ5選を徹底比較する! デザイン、履き心地、素材、シチュエーションなどを確認。最後には、子育て真っ最中のワーママ記者が選ぶ、オシャレで履きやすいレインシューズをご紹介!
今回比較するのはこちらの5種類!
- Tomorrow’s star(中国) 『サイドゴアレインブーツ』
- マキノ(大阪府)『レインショートブーツ 』
- スター・トレーディング(鹿児島県)『防水シューズ スニーカー風』
- 光和商事(福岡県)『エンジニアレインブーツ』
- ロイヤル(愛知県)『TODOS ロング レインブーツ』
現在は、沢山のオシャレレインシューズがお手頃価格で手に入る! 商品は全てECサイトで購入した。
価格が一番安いのは、3番の『防水シューズ スニーカー風』で驚きの1,778円! ワークマンでも大人気のレインシューズだ。現在、ワークマンではこちらの商品の新しいタイプが『防水サファリシューズ』という名前で発売中。
レインシューズの素材については、のちほど詳細を記載するが、今回比較した商品の素材は、PVC素材(塩化ビニール素材)とゴム素材(ラバー素材)に2つに分かれた。
レインシューズの選び方は?
様々なタイプのレインシューズが販売されているので、降水量やシチュエーション、使用目的などで選び方を変えよう。以下に選ぶ際のポイントをまとめたので、購入の際の参考にしてみて。
(1)デザインやシチュエーション
人気なデザインとおすすめシチュエーションなどをチェック!
【ブーツタイプ】大人気なブーツタイプは三つの丈から選ぼう
ショート丈
足首あたりまで隠れる長さ。雨があまり強くないときにはショート丈がおすすめ。脱ぎ履きしやすいので、出先で靴を脱ぐ時などもスマートに動ける。庭でのガーデニングや子どものお迎えなど、ちょっとそこまで行くのにも向いている。足の上の方は覆っていないので、雨が強いと濡れてしまう。
ミドル丈
ふくらはぎあたりまで隠れる長さ。少し雨が強い日でも、パンツの裾部分を靴の中にインすれば濡れることを防げる。ショート丈とロング丈の中間の長さで、絶妙な丈感はパンツにもスカートにもよく合い、コーディネートしやすい。スカートなら、膝丈と組み合わせるとバランスが良い。
ロング丈
膝下あたりまで隠れる長さ。雨が沢山降っている時にはロング丈がおすすめ。パンツスタイルは、ブーツインすればかなりの高さまで濡れることを防げるので、誤って水たまりに入ってしまった時にも安心感がある。ロング丈のレインシューズは、アウトドアの場面でも活躍してくれる。覆う面積が多い分、夏場などは蒸れやすい面もあり。
【パンプス、ローファータイプ】デザイン豊富で通勤でも大活躍
雨があまり強くない日の通勤などにオススメなのは、パンプスやローファータイプ。普段履いている靴のデザインと変わりなく履けるので、コーディネートを敢えて考える必要もなくなる。足を覆っている面積が少ない分、他のデザインと比較すると蒸れにくいと感じた。雨が強いと濡れてしまうので、替えのストッキングなどを持っておくと良いかも。
【スニーカータイプ】防水素材のスニーカーで雨の日もアクティブに過ごそう
雨が降った休日や、アウトドアの際に活躍してくれるのはスニーカータイプ。現在人気なスニーカータイプのレインシューズは、見た目もオシャレなので、雨の日の休日に、街へ繰り出してお散歩を楽しむも良し、アウトドアのシーンでアクティブに過ごすのも良しだ!
(2)素材
レインシューズの素材には色々な種類があり、PVC素材(塩化ビニール素材)、天然ゴム・合成ゴム素材(ラバー素材)、合成皮革素材などが代表的。各素材を詳しく確認してみよう。
PVC素材(塩化ビニール素材)
傷や汚れがつきにくく、素材は硬めで丈夫。経年劣化も起こりにくいのが特徴。低温時には硬くなる性質のため、雪の日など寒い日には歩きにくさを感じることも。収縮性はあまりないので、もし、小さめと大きめのサイズで悩んだ場合は、大きめを選んで、靴下などで調整したほうが良さそう。
天然ゴム・合成ゴム素材(ラバー素材)
柔らかく伸縮性がある素材で、フィット感があり、歩きやすいのが特徴。断熱性と防水性が高いので、雪の日などにもおすすめ。合成皮革素材に比べると、やや重さがある。今回比較したラバー素材のロングブーツは素材がとても柔らかく、折りたたんで持ち運びできるものまであった!
合成皮革素材
天然の布地に対して、塩化ビニールなどの合成樹脂を塗布して水をはじいているタイプ。普段履いているような靴と同じようなデザインもあり、フィット感もあるので歩きやすいが、防水性能では、PVC素材やラバー素材と比べると劣る。
(3)蒸れ対策
実は、足は体の中でも足をかきやすい場所で、一日に両足あわせてコップ一杯分(約200ml)の汗をかくという。防水性が高いレインシューズは、どうしても靴の中が蒸れてしまいがち。蒸れると雑菌が増え、匂いなどの原因にもなってしまう。特に気温の高い夏場などには、気を付けたほうが良さそう。
実際に履いて比較してみると、覆う部分の多いロングブーツの方がどうしても蒸れやすいと感じた。対策としては、ストッキングではなく、吸水性の高い厚手の靴下を履くこと。毎日、同じ靴を連続して履かずに、数足を交代で履いて靴を乾燥させること。また、可能な方におすすめなのは、会社に着いたらスリッパなどに履き替えて、その間、空気を通すというのも良い。
(4)自分の足のサイズと特徴を知る
今回、こちらの記事を執筆するために、記者も自分の足のサイズを正確に測ったが、自分の足の特徴が良く分かり、今後の靴選びの良い参考になったのでおすすめ。計測方法は簡単で、「足長」「足幅」「足囲」の三か所を測ればOK。これで大体の自分の足のサイズと特徴を知ることができる。詳しい計測方法はネット上で簡単に確認できるので、ぜひためしてみて。
記者の足のサイズ(長さ)は、女性にしては大きめな25.5~26cm。足の長さに対して、足幅と足囲は短いので「細長くて厚みはあまりない」タイプということになる。足の大きさ(長さ)に合わせて靴を購入すると、上下と左右に空間ができて足が泳いでしまうことが多いのが懸念点だ。そんな、「細身の靴」と相性が良い記者が各商品を実際におためし!
各商品を詳しくチェック! あなたはどれにする?
Tomorrow’s star(中国) 『サイドゴアレインブーツ』
Tomorrow’s star(中国) 『サイドゴアレインブーツ』(23〜26cm・参考価格 税込2,580円・発売中)は、ショート丈のレインブーツで、足首まで覆ってくれる。履き口部分は一見狭いが、靴の両サイドに伸縮性のあるゴア素材を施してあるため、脱ぎ履きしやすいのが特徴。これにより、シュッとしたスマートな見た目と履きやすさのどちらも叶っている。PVC素材のため、靴の素材は硬めだが、ゴム素材があることで、履いた時の足へのフィットも良い。こちらは、PVC素材の丈夫さと、ゴム素材の伸縮性、二つの素材の良いとこ取りのレインシューズだと感じた。シュッとしたスマートな見た目はオシャレで、綺麗めや、カッコイイ雰囲気が好きなオシャレな大人女子にもおすすめ。丈感もほどよく、通勤時などにも活躍してくれそう。
マキノ(大阪府)『レインショートブーツ 』
マキノ(大阪府)『レインショートブーツ 』(22〜25.5cm・参考価格 税込2,321円・発売中)。比較した商品の中では丈感が一番短く、履き口部分は広い。そのため、ダントツで脱ぎ履きしやすいと感じた。履き口部分は広いので、雨があまり強くないときにオススメ。こちらの商品は、丈夫なPVC素材だけど、柔らかくて履き心地が良い。丸くてコロンとしたフォルムは可愛いと思う。フィット感も楽ちんな商品で、記者は家の近くの用事を済ませる時や、庭仕事などの時に履くのが良いと思った。こちらの商品はイエローやレッドなど、カラー展開が多いので、カラフルな色を選んだら良いワンポイントになってくれそう。
スター・トレーディング(鹿児島県)『防水シューズ スニーカー風』
ワークマンでも大人気なスター・トレーディング(鹿児島県)『防水シューズ スニーカー風』(23〜28cm・参考価格 税込1,778円・発売中)。2,000円以下という驚異的な値段なのに、見た目は格好良く、履き心地も良い。男女どちらでもOKなデザインだ。素材はPVC素材で硬めだが、靴紐部分でサイズ感を調整できるのでフィット感もある。雨の日やアウトドアの際に、靴の汚れを気にせずに、思いっきり外へ出たい人におすすめ。
現在、ワークマンではこちらのシリーズの新しいタイプが『防水サファリシューズ』という名前で発売中。こちらの商品は、現在ワークマンでは購入できないけど、スター・トレーディングのサイトなどでは購入できるので、こちらのタイプをお求めの方はネットでの購入を要チェック。
光和商事(福岡県)『エンジニアレインブーツ』
光和商事(福岡県)『エンジニアレインブーツ』(23〜25cm・参考価格 税込2,480円・発売中)は、男女兼用のデザインのエンジニアブーツデザイン。素材はゴム素材で柔らかい。つま先部分はやや反り上がっていて、ゴールドの金具が付いているベルト部分がポイントになっている。ふくらはぎあたりまで隠れるミドル丈でパンツをインできるので、雨が強い日でも裾を濡らすことがない。絶妙な丈感は膝丈くらいのスカートと合わせてもオシャレで可愛い。男女兼用のデザインなので、細身のパンツと合わせてカッコイイ雰囲気にも、スカートと合わせて大人可愛い雰囲気のコーディネートにも良さそう。
ロイヤル(愛知県)『TODOS ロング レインブーツ』
今回履いた商品で一番素材が柔らかいロイヤル(愛知県)『TODOS ロング レインブーツ』(22.5〜26cm・参考価格 税込3,290円・発売中)。柔らかいPVC素材でフィット感がとても良く、履き心地も楽ちんなロングブーツだ。パンツにインすれば、膝下くらいまで雨から守ることができる。素材がとても柔らかいので、こちらの商品は、なんと折りたたむこともできる。ロングブーツを購入するときは、靴箱へ収納する方法を考えることも多いと思うが、こちらは折りたたんで収納できるので、とっても便利。袋に入れて持ち運ぶこともできるので、アウトドアなどへ行く際に、携帯するのにも向いている。ロングブーツの覆われている感じが窮屈で苦手な方もいると思うが、こちらは素材がとにかく柔らかく、履き心地がラクなので、窮屈さを感じにくいと思う。
記者が選ぶレインシューズはこれ!
記者が選ぶレインシューズは、ロイヤル(愛知県)『TODOS ロング レインブーツ』。記者は既にローファータイプのレインシューズは1足持っているが、雨が強い日はパンツの裾部分などがどうしても濡れてしまう。そのため、丈の長いレインシューズをもう一足欲しいと思っていたが、靴箱への収納面で購入を踏みとどまっていた。こちらの商品は素材が柔らかく、折りたたんで収納できるという部分がとっても魅力的。見た目もオシャレで使い勝手も良さそう。子育て中の記者は、雨の日もレインコートを着て自転車を漕いで、保育園への送り迎えをしているので、とにかく動きやすさが大切。こちらの商品は素材が柔らかいので、自転車に乗ったり、しゃがんだりするのも良さそう!
photo by 尹哲郎