【めざせダンボールの達人】『替刃式カイコーンPRO』×『パッキングテープ ガン』で開梱・梱包自由自在!
ネット通販をがんがん活用していると、だんだん面倒になってくるのがダンボールの開梱作業。フリマアプリで売る人はまた、ダンボールの梱包が面倒に。そんなときに役立つのが、ダンボールの達人必携アイテム『替刃式カイコーンPRO』と『パッキングテープ ガン』。その活用法を解説する。
なんでこんなにダンボールの扱いは面倒なのか
中に入っている物はほしいけれど、一緒に届くのがダンボール箱。ガムテープでしっかり留められて、安全に梱包してくれるのは良いが、ゴミとして出すには全面的にバラす必要がある。これがけっこう力仕事と感じている人も多いと思う。
そしてフリマアプリで「売れた!」という感激とともに訪れるのが、ダンボール箱の梱包の面倒さ。もっとスマートにこなす方法はないものか…。
そんなときにうってつけなのが、オルファ(大阪府)『替刃式カイコーンPRO』(品番:239B/172×44×20mm/54g・実勢価格 税込598円・発売中)。独自のメカメカしいルックスで、強力にダンボール箱のばらし作業をサポートしてくれる。
そして梱包作業の肝となる、テープ留めをスマートにこなすことができるのが、これまたメカメカしいルックスのダルトン(静岡県)『パッキングテープ ガン』(グレー/品番:H20-0137GY/45×165×75mm/約500g(テープ装着時)・実勢価格 税込1,320円・発売中)。
この2つのツールを駆使できれば、ダンボール達人の道がきっと開かれるはず。
ダンボール開梱編:『替刃式カイコーンPRO』は引っかけ式刃でズバッといける!
合体ロボ的なルックスがまぶしい『替刃式カイコーンPRO』。その最大の特徴は、刃に手指が触れにくい安心設計で、内側に仕込まれたステンレス刃である。
今にも発射されそうな戦闘機の翼っぽい部分を、グッとダンボールのスキマに差し込み、手前に引く。すると切れ味の良い刃が梱包テープをスパッと切り裂いてくれる。気持ちいいほど切れる。
実はこの手前に引いてカットする刃がついた製品は、2019年に「カイコーン」という名で発売されていて便利だったのだが、作りが華奢で、ダンボールが大きめで梱包テープがガムテープなど強力なものだと、切り裂ききれないという特徴を持っていた。
そんな華奢さをかなぐり捨て、文房具ルックスから工具ルックスに進化して現れたのが『替刃式カイコーンPRO』。記者はどちらも使用しているが、PROのヘビーデューティーなたくましさ、厚くなった刃、本体のグリップ感には心底驚いた。
それほど力を入れないでもザクザク切れるこの快感、ゴムシート、カーペットなどの厚手素材も切れてしまうこのパワーは、まさに記者が必要としていたものだったのだ。
しかも切れ味が悪くなったら、『カイコーンPRO 替刃(2個入・実勢価格336円・発売中)で交換できる。中央の赤い部分をスライドさせるとポンッととれる替え刃は、そのまま宇宙へ飛んで行ってしまいそうなかっこよさなのも面白い。
さらに便利なのが、底部についている金属製のテープスリッターだ。これは刃を差し込む隙間がないときに、ズブッと刺して使用する。軽い梱包なら、そのまま引いて開梱もできるし、宛先シールを剥がすのにも便利だ。
ダンボール梱包編:『パッキングテープ ガン』でビビビでスパッ!
梱包作業をしていると、ガムテープなどをきれいに貼るのがけっこう難しいと気がつく。とくに最後の切る工程で、失敗することが記者はよくあって、イライラする。
そんな地味で面倒な梱包テープ張り作業を快適にしてくれるのが、ダルトン(静岡県)『パッキングテープ ガン』(グレー/品番H20-0137GY45×165×75mm/・実勢価格 税込1,320円・発売中)だ。
強力にゴツいガジェット的ルックスだが、重量はテープ装着時で約500g。実用的おしゃれ感のあるインテリア雑貨で人気のダルトン(DULTON)ブランドの製品だ。
装着できるテープは最大幅60mm、外径142mmまでで、今回はダルトン『プリントパッキングテープ #6』(50mm×50m・実勢価格 税込352円・発売中)を使用した。
テープがゆがまないように引き出して、開始位置に慎重に貼ったら、一気に引く。まっすぐ貼って、ダンボールの側面にまでのばしたら、おもむろに本体をお辞儀させるようにして軽く力を加える。多少コツはいるが、テープがスパッと切れて気持ちいい。
これらのツールさえあれば梱包作業が一気にスムーズに。もちろん時短。使っているときのプロ感覚も楽しい。
入手は全国のホームセンター、文具取扱店、オンラインストアなどで可能だ。
公式サイトはこちら
photo by 清水葉子