大牟田のソウルフード! 10年の時を経て、幻の乳飲料『オームリンゴ』が期間限定で復刻!
福岡県大牟田市を中心に50年にわたって親しまれてきた乳飲料『オームリンゴ』。終売から10年の時を経て、復活の希望の声に応えて蘇った『オームリンゴ』が期間限定販売されることに! あまりの好評ぶりに、予定された1万本が即完売して追加製造されることになった地元の思い出の味を紹介していこう!
知る人ぞ知る九州の幻のソウルフードが期間限定で復刻!
1934年に福岡県大牟田市にて「大牟田牛乳」として創業したオーム乳業。地域の生乳を活かした特徴ある乳製品作りに力を入れてきた同社が、10年ぶりに復刻したのが『オームリンゴ』(1000ml・価格 税込280円・2022年7月中旬発売・期間限定)だ。通称はリンゴ牛乳。
その名の通り、国産のりんご果汁を九州産の生乳とマッチさせた乳製品。甘酸っぱさとミルク風味が詰まった大牟田市民(とその味を知る人)にとってのソウルフードだ。1963年〜2012年まで大牟田近郊で販売され、幅広い年代の方々に愛されていたが、しだいに販売数が減っていきその歴史に幕を閉じることになった。
2011年には大牟田の地域ブランド「おおむたブランド」にも認定されており、大牟田市民の家の冷蔵庫には必ず『オームリンゴ』が入っていたと言っても過言ではないらしい。惜しまれつつ50年間に渡る生産が終了したものの、復活を願う要望が地元をはじめ全国から寄せられたとのこと。
その声に応えるべく、終売から10年を経た2021年に若手社員を中心に復刻プロジェクトが発足して期間限定で復刻販売することになった。当初は1万本製造の予定だったが、あまりの好評さに即完売したため、できる限りの追加製造を行うとのこと。
大牟田市民のソウルフードをオンラインショップで購入可能!
試作を重ねて作られた大人気の『オームリンゴ』を早速いただいてみることに! グラスに注いでみると、ややりんごの色合いがある乳製品。優しいりんごの香りも感じられる。
ひと口いただいてみると、口当たりがなめらかでりんごの甘酢っぱさと優しいミルクの風味がマッチしており非常に飲みやすい!
後味も程よくりんごの甘さが残り、幸せを実感する。飲んだことがないという人でも、どこか懐かしさを感じられる味わいだ。
10年の時を経て蘇った『オームリンゴ』は、2022年7月から8月中旬頃までの期間限定・数量限定販売となる。大牟田市と周辺のスーパーなどで販売されるほか、公式オンラインショップでも販売。これまでは地元だけで楽しめる味だったが、今回はオンラインで手に入れられる。
できる限りの追加製造を行っているとはいえ数に限りがあるため、オンラインショップでは場合によっては売り切れとなってしまうこともあるので、お見逃しなく。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎