酔い心地を選べるフルーティーなお酒『BAR Pomum(バー・ポームム)』シリーズを味わってみた
その日の気分、翌日の予定などから、2%、4%、6%の酔い加減を選ぶことのできるフルーティーなお酒が登場。新シリーズ『BAR Pomum(バー・ポームム)』の3種類は、その時の気分によって度数・味わいを選べるということで、3種類の酔い心地をためしてみた。
アルコール度数を2%、4%、6%から酔い心地を選んで飲めば、自分に最適なお酒との付き合い方が見えてくる!
お酒に対する向き合い方も多様性の時代。若年層を中心に、お酒の楽しみ方自体がわからないという意見も少なくない。そこで自分に最適なお酒の楽しみ方を知ってほしいという想いから誕生したのが、サントリー(東京都)『BAR Pomum(バー・ポームム)』だ。
『BAR Pomum〈桃と紅茶〉』『BAR Pomum〈レモンと蜂蜜〉』『BAR Pomum〈カシスと葡萄〉』の3種類がラインナップされており、BARっぽい雰囲気のデザイン。現在コンビニでは先行発売されているが、冷蔵棚に並ぶ黒を基調とした缶が目を引く。
では「Pomum」とは? 「今夜は、ぽーっと飲みしませんか。」というキャッチコピーからわかるように、チルアウト系の雰囲気を表すようだ。
『BAR Pomum〈桃と紅茶〉』(アルコール度数2%)を飲んでみた
まずはアルコール度数が2%と一番低い『BAR Pomum〈桃と紅茶〉』(350ml缶・希望小売価格 税込172円・2022年10月4日発売)からいただいてみることに。桃と紅茶ということでピーチリキュールと紅茶を合わせたカクテルを想像するが、桃果汁と桃浸漬酒を使用しており、熟した桃の甘みとすっきりとした紅茶の味わいにブランデーによる余韻が楽しめるとのこと。
グラスに注いでみると、中身は紅茶らしいすっきりとしたブラウンだ。ほんのりと瑞々しい桃の香りが漂ってくる。
飲んでみたところ、飲み口は桃の甘みを感じつつ炭酸のはじけるすっきりとしたもので、後味として紅茶とブランデーがこちらもほんのりと余韻を口の中に残してくれた。アルコール度数も低いので、非常に飲みやすい一杯だ。ガッツリ酔ってしまうと翌日に支障が出てしまうが、ちょっとお酒はいただきたいという気分を満たしてくれる。
『BAR Pomum〈レモンと蜂蜜〉』(アルコール度数4%)を飲んでみた
続いて『BAR Pomum〈レモンと蜂蜜〉』(350ml缶・希望小売価格 税込172円・2022年10月4日発売)をいただく。記者はお酒の中でもレモンサワーが特に大好きなのだが、BARで頼むことはまずない。カクテル的な趣向に注目してみると、ラムを使用しており味わいに深みを出しているという。
こちらもグラスに注いでみる。見た目的にはクリアなレモンサワーだが、レモンと蜂蜜の合わさったバランスの良い香りが楽しめた。
ゴクリといただくと、レモンの甘酸っぱさと蜂蜜のコクのバランスが、味わいでもしっかりと感じられる。レモンの爽やかさに加えて、蜂蜜の風味が余韻を残してくれるので、商品のコンセプト通りに非常にまったりとしたチルタイム的な時間をたのしめる。4%のアルコール度数もちょうどいい。レモンサワーに蜂蜜が入っているのとは異なり、あくまでも「レモンと蜂蜜」なのだと実感した。
レモンサワー好き視点にはなってしまうが、いつものレモンサワーとちょっと違う趣向で飲みたい時にチョイスしたいところ。
『BAR Pomum〈カシスと葡萄〉』(アルコール度数6%)を飲んでみた
最後は3種類の中でもっともアルコール度数の高い『BAR Pomum〈カシスと葡萄〉』(350ml缶・希望小売価格 税込172円・2022年10月4日発売)だ。カシスリキュールとワインによるリッチな味わいが特徴とのことで、お酒の旨味を一番味わえそうだ。
カシス・グレープのように深いパープルな中身かと思いきや、色合い的には非常にすっきりとしている。カシスの香りとぶどうの魅惑的な香りがバランスよく漂ってきたので、味わいは深みがしっかりとありそう。
ひと口飲んでみると、印象としてはぶどうと炭酸の心地よい刺激が一陣として感じられる。その後、カシスリキュールのコクが味わいに深みを出して後味として余韻をしっかりと出してくれた。アルコール度数6%はカクテルとしては高い方だが、こちらも飲みやすい。
BARの王道メニューとも言えるカシスリキュール系のカクテルが好きな人にはおすすめだが、初めてという人もためしやすいはず。BAR気分で飲みたいなら、『BAR Pomum〈カシスと葡萄〉』を選ぼう。
三種三様な味わいが楽しめた『BAR Pomum』。好きな果実やその日の気分で選択できる多様性を存分に感じられた。なかなか何もしないだけの時間を作り出すのは現代人にとって難しいことだが、『BAR Pomum』を買って自宅で飲んでいる間はスマホをいじらないなど、自分だけの時間を意識的に作って楽しんでみるのも良いかも!
入手は、全国のコンビニ(9月13日先行発売)、10月4日からは酒類取扱店でも購入可能。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎