テーブルでわいわい楽しもう! 小学生の地理学習にもぴったりの『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ ボードゲーム』で遊んでみた

桃鉄をボードゲームで遊ぼう!

 

世代を超えて愛され続けている『桃太郎電鉄(通称「桃鉄」)』は、記者も子どもの頃から今に至るまで、大好きなゲームのひとつ。2020年に発売され、累計販売本数300万本を突破した新シリーズ『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!』のボードゲームを家族でおためし。昭和、平成と親しんできた桃鉄ファンの記者だけでなく、令和の小学生の子どもにとっても楽しみながら日本地図や金勘定を学ぶことができる絶好の教材だった!

 

小学生の地理学習におすすめのボードゲーム

タカラトミーアーツ(東京都)はおもちゃ、ぬいぐるみ、雑貨などを製造・販売する玩具メーカー。子どもも大人も一度はタカラトミーアーツの商品で遊んだことがあるはずだ。今回紹介する『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番! 〜ボードゲーム(以下、桃鉄ボードゲーム)』(本体サイズW590×H475×D50・税込4,950円・2021年10月中旬発売)は桃鉄ゲームソフトの面白さをそのままボードゲームで楽しめる商品。

ゲーム盤

桃鉄ボードゲームの最大の特徴は、プレイヤー全員がはっきりとゲーム盤の全景を見ることができること。これにより北海道から沖縄までの位置関係を一目で知ることができ、県庁所在地や主要都市の名前を覚えるにはもってこい。社会科で都道府県を学び始める小学4年生ぐらいにとっては遊びながら地名や位置を覚えられるのだ。

ゲーム盤の他にはサイコロもふれる特別仕様のトレインルーレット、電車の形をしたカラフルなコマ、サイコロ、貧乏神プレート、目的地カード、イベントカード、貧乏神カード、お札(3種類)が入っている。

桃鉄ボードゲームでは、稚内から石垣島を目指す「ラリーモード」、毎回変わる目的地を目指しながら資産を増やしていく「貧乏神がいないモード」、ゲームソフトでおなじみの貧乏神が登場する「いつもの桃鉄モード」の3種類で遊ぶことができる。

 

ボードゲームで桃鉄を楽しみ尽くそう!

まずはお金を配ろう

さっそくおためし! 今回は「いつもの桃鉄モード」で遊んでみよう。まずは全員に2億円分のお札を配って、ゲームスタート。

桃鉄は4月スタート、3月決算。トレインルーレットには年と月を表示できるので便利。

東京からスタートして…最初の目的地は「福島」だ!

トレインルーレット

トレインルーレットは右下のルーレットバーを押すだけで、サイコロをふったり、イベント時の判定や、やりとりをする金額を決めたりできるスグレモノ。カバーを開けてサイコロを増やしたり、年月表示カウンターもあるから、これをプレーヤー間で順番に回してゲームを進めていく。

サイコロをふったらその目の数だけコマを進めていく。青はお金がもらえるマス。赤はお金を払うマス。黄色はイベントカードを引くマスだ。

青マスに止まったのでトレインルーレットを回し、頂点の矢印が3000万に止まったので3000万をゲット! こうやってお金のやり取りを繰り返していると、まだ大きなお金の単位があやふやな小学生の子どもも金勘定に慣れていくことだろう。

そして福島に到着。目的地カードには購入金額の他に、名所や県産品などのイラストが描いてあるので紐づけて覚えることができるのもいいアイデアだと思う。

貧乏神と乗り合い

最初の目的地に到着した時に一番遠くにいた社長に貧乏神がついてしまう。コマに貧乏神カードをのせてゲームソフトさながらの乗り合い状態を体験しつつ、次の人に移るまで毎ターン貧乏神カードを引くことになる。

キングボンビーカード!!

貧乏神カードの中にはこんな大迷惑なカードも…。でも、これが桃鉄の面白さのひとつなのだと実感。

「ぶ」と書いてある!

なんと記者が大好きなぶっ飛びマスも! ここに止まるとサイコロの目に合わせて強制的に遠方に飛ばなければならない。マイナスに思えるかもしれないが、このどこに飛ぶかわからないワクワク感が味わえる最高のマスなのだ。

時間は巡り…

ついに決算!

決算が来てゲームが終わったら、購入物件と残金をそれぞれ確認。

順位が決定! 一度でも貧乏神がつくとお金や物件を沢山持っていかれてしまうので、ハードな順位になりがちなので注意が必要だ。

 

人が集まるシーンに持っていこう

桃鉄ボードゲームの最大の醍醐味は、家族や友達とわいわい楽しむこと。秋の夜長や、これからのこたつシーズン、クリスマスや年末年始の集まりなどで大活躍すること間違いなし! 特に遊びながら日本地図を学びつつ、昭和や平成生まれの親ともワクワク感を共有できる、令和の小学生ファミリーにぜひおすすめしたい『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番! 〜ボードゲーム』は、全国の玩具店、雑貨店、ネットショップなどで購入できる。

公式サイトはこちら

記者

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森脇 陽子

子どもの頃からずっと新しいものが大好き。いろいろ趣味を楽しみながら、仕事、子育て、家事に奔走するワーキングマザー。埼玉県在住。

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photo by 尹 哲郎

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