【無糖チューハイ4種比較】『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ/レモン Alc.4%/Alc.7%』を公式おすすめペアリングフードと楽しんだ!
2020年10月の発売以来、累計販売本数が5億本を突破した「氷結無糖 レモン」シリーズ。この度ラインナップ強化が行われ、『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ Alc.4%/7%』が新登場。さらに既存の『キリン 氷結無糖 レモン Alc.4%/7%』もパッケージリニューアルが行われた。そこで全4種を、公式おすすめペアリングフードと合わせて、おいしさを確かめていくことに。
青いレモンの隣に新登場したグリーンのグレープフルーツのパッケージ!
キリンビール(東京都)のRTD市場の主力商品と言っても過言ではない「キリン 氷結®無糖」シリーズ。ラインナップが強化され、レモンに続き登場したのが『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ Alc.4%』(350ml缶・実勢価格 税込170円・2022年10月11日発売)だ。お酒と果実の澄み切ったおいしさはレモン同様に、グレープフルーツらしい酸味と甘み、爽やかな苦味のバランスが取れた満足感ある味わいに仕上がっているとのこと。アルコール度数は低めに設定された。
パッケージデザインは、従来の「キリン 氷結無糖」シリーズ同様のシルバー&ホワイトをベースに、グリーンがアクセントカラーになってのお目見えだ。
同じデザインコンセプトの『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ Alc.7%』(350ml缶・実勢価格 税込170円・2022年10月11日発売)。現状9%は発売されていないが、「氷結無糖 レモン」シリーズもあとから追加されたので、今後の売れ行き次第では新たに登場する可能性はある。
レモンサワー大好きな記者にとって、アルコール度数が強すぎず弱すぎない絶妙なバランスが7%の強みだと感じている。従来の「氷結」シリーズのグレープフルーツは、レモンを飲みすぎたときなどに気分転換で選択肢に入っていた程度で、これまで積極的に購入していた味わいではなかった。
『キリン 氷結無糖 レモン Alc.4%』(350ml缶・実勢価格 税込170円・発売中)は、パッケージデザインがリニューアル。グレープフルーツの登場に合わせて、果実の味やアルコール度数の見分けやすさが強化されている。緑が印象的なグレープフルーツに対して、クリアな印象の青が目立っているので、間違えて買うことはなさそう。
記者も発売以来、長らく愛飲している『キリン 氷結無糖 レモン Alc.7%』(350ml缶・実勢価格 税込170円・発売中)。甘くないクリアな味わいのレモンサワーは数多く登場しているが、レモンの爽やかさとアルコールらしさのバランスが取れた食事にも晩酌にも合う満足感の高い1杯だ。
こちらも『キリン 氷結無糖 レモン Alc.4%』同様にパッケージリニューアルとなり、2022年8月製造品から順次切り替えが行われている。アルコール度数の表記位置が少し上がっており、文字にフチが付いているのがリニューアル後のパッケージだ。もちろん、『キリン 氷結無糖 レモン Alc.9%』もリニューアルされている。
晩酌にぴったりの公式ペアリングフードと一緒に味わいをチェック!
今回は新登場した『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ Alc.4%/Alc.7%』に注目しつつおためししていくが、4種類それぞれにぴったり合うとメーカーが公式に推奨しているMEIDI-YAのペアリングフードがある。ペアリングで晩酌の楽しさがどれだけアップするのかに注目したい。
『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ Alc.4%』を「ほぐしコンビーフ(粗挽き黒胡椒味)」と一緒に楽しんでみた
『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ Alc.4%』とタッグを組むのは、ビールやウイスキーに合うとパッケージに記載されている「MEIDI-YAおいしい缶詰 プレミアムほぐしコンビーフ(粗挽き黒胡椒味)」だ。まずはグラスに注いだ香りをチェックしてみると、すっきりとしつつも爽やかなグレープフルーツの香りが心地よい。
そのままゴクリと飲んでみると、グレープフルーツの風味が効いた口当たりで、レモンサワーとはまた違った柑橘系の爽やかさとほのかな苦味を感じる。無糖なのでクリアな味わいなのだが、そこがグレープフルーツのクセの強さを絶妙な塩梅(あんばい)に調整してくれているようだ。これはおいしい……!
と、余韻に浸りつつも、缶詰にみっちり詰まったコンビーフもいただく。細かく刻まれたビーフジャーキーのように黒胡椒の効いたジューシーさで、たしかにビールやウイスキーに合いそうだが、グレープフルーツとは合うだろうか。香ばしい口内に、ゴクリと飲んでみると、さっぱりとリフレッシュされつつ黒胡椒の香ばしさが残り相乗効果を感じられた。フルーティさとジューシーさを交互に感じられるので、たしかに合う……!
『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ Alc.7%』を「広島県産炙りかき」と一緒に楽しんでみた
続いて『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ Alc.7%』と「MEIDI-YAおいしい缶詰 広島県産炙りかき」のペアリングを試してみる。同じく先にひと口飲んでみると、すっきりとした酸味と甘みのバランスが取れた味わいで、アルコール感もしっかりあって美味しい。グレープフルーツサワーもありだな……とレモンサワーから浮気心を出しつつ、スモークな香りの炙りかきをいただく。
牡蠣の独特の味わいに加えて、醤油とみりんによる甘辛さが効いている。磯の風味ただよう口内に、グレープフルーツの柑橘系のさっぱりとした風味がリフレッシュ。かき同様に独自の味わいのグレープフルーツによって、牡蠣の旨味を損なうことなく相乗効果でそれぞれの味わいが引き立つ印象だ。この組み合わせも素晴らしい!
『キリン 氷結無糖 レモン Alc.4%』を「燻製とろ鮭ハラス」と一緒に楽しんでみた
グレープフルーツに心奪われた記者だが、そんな記者の前にクールかつクリアな『キリン 氷結無糖 レモン Alc.4%』がやってきた。改めてその味わいをじっくり確かめてみると、甘くなくレモンの酸味がしっかり感じられる。やはりレモンサワーも美味しい。
ペアリングフードは「MEIDI-YAおいしい缶詰 燻製とろ鮭ハラス」で、ジューシーさもありつつ、スモーキーな味わいだ。合わせて飲んでみると、レモンの酸味で飲み口はさっぱりとしつつも、後味として鮭ハラスのスモーキーさを引き立ててくれた。鮭ハラスの脂のキレもよくなるので、なるほどと思える相性だ。ぜひ試してみてほしい。
『キリン 氷結無糖 レモン Alc.7%』を「塩麹レモン炙り鶏」と一緒に楽しんでみた
グレープフルーツとレモンの間で揺らぐ、罪な記者の前に最後に現れたのは愛飲している『キリン 氷結無糖 レモン Alc.7%』だ。もはや愛妻とも呼べる存在である(4杯目で酔っている)。
透き通るようなレモンの風味が効いており、しっかりとしたアルコール感もある飲みこたえバッチリの1杯。これからの人生も飲んでいきたい。ペアリングフードは「MEIDI-YAおいしいおつまみ 塩麹レモン炙り鶏」ということで、ここにきてまさかのレモンかぶりである。
レモンにレモンという形だが、酸味が効いてさっぱりしつつもジューシーな炙り鳥で満たされた口内に、すっきりとレモンサワーがが染み渡っていき、ゴクゴクと飲めてしまう。これもまたペアリングの魅力だ。
『キリン 氷結無糖 レモン』が食事に合うのはもはや自明だが、『キリン 氷結無糖 グレープフルーツ Alc.4%/Alc.7%』も食事に合う! そして単独でもおいしいことを実感。レモンサワーも好きだが、グレープフルーツも好きだ。どちらにも決められないので、『キリン 氷結無糖』シリーズが好きだということにしよう。
全国の酒類取扱店のスーパーやコンビニで購入可能。
※お酒は20歳になってから楽しもう
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎