【バレンタイン】『プレミアムガーナ 最高位茶師監修トリュフ<玉露>/トワイニング監修生チョコレート<アール グレイ>/フルーツショコラ<完熟夕張メロン>』義理以上、本命未満? の特別なチョコを食べてみた

こだわりのチョコが今だけコンビニで!

 

2月の一大イベントと言えばバレンタイン! 日頃お世話になっている人への感謝や大切なパートナーや本命への愛を込めたチョコレートを贈る季節だ。『プレミアムガーナ 最高位茶師監修トリュフ<玉露>/トワイニング監修生チョコレート<アール グレイ>/フルーツショコラ<完熟夕張メロン>』の3商品は、ワンランク上の味を追求した「プレミアムガーナ」の新フレーバー。義理以上、本名未満に贈りたいチョコレートの味をたしかめてみた。

 

バレンタインシーズンに向けた特別な「プレミアムガーナ」3種

ロッテ(東京都)の「ガーナ」シリーズから、バレンタインシーズンに向けた期間限定の「プレミアムガーナ」が新発売された。『プレミアムガーナ 最高位茶師監修トリュフ<玉露>/トワイニング監修生チョコレート<アール グレイ>/フルーツショコラ<完熟夕張メロン>』(2023年1月17日発売)は、いずれも義理チョコと言うには贅沢すぎるこだわりが詰まったチョコレートだ。そのこだわりと味わいをじっくりと味わってみよう。

 

『プレミアムガーナ 最高位茶師監修トリュフ<玉露>』は3層仕立てのトリュフチョコ。玉露入りの高級抹茶感にシビれる!

1つ目は『プレミアムガーナ 最高位茶師監修トリュフ<玉露>』(49g・想定小売価格 税込367円前後)。最高位茶師・酢田恭行氏が監修した、ガーナミルク、玉露、抹茶の3層仕立てのトリュフチョコだ。

 

酢田恭行氏とは、2015年の全国茶審査技術競技大会において最高位十段を取得し、宇治茶の老舗「放香堂」にて六代目東源兵衛を襲名した茶師である。

 

茶葉の一部には高級手摘みパウダーを使われていることもプレミアムの由来。玉露には高級手摘み玉露を10%、抹茶には高級手摘み抹茶を30%使用している。酢田恭行氏監修による高級茶葉とガーナミルクが調和したチョコレートというわけだ。

パッケージは 格式高さを漂わせる黒。かつて玉露・抹茶フレーバーでこんなにも攻めたものがあっただろうか。

袋を開けると、お茶の匂いが溢れてくる。記者がよく食べる抹茶チョコレートよりも一段と深みのある緑色だ。表面はパウダーなどはかかっておらず、つるつるとしている。手が汚れないのもちょっとうれしいポイント。

標準6粒入り。1粒約60円

1粒口に入れて噛みしめる。ぎっしりと密度高く詰まっていて食べ応えがあり、それでいて口当たりはとてもなめらか。はじめはチョコらしい甘さを感じていたのだが、すぐに抹茶の苦みがぐっと出てくる。そこに玉露茶の旨味が一気に広がり、茶葉の存在感をぐっと感じられてたまらない。

外側から、玉露、抹茶、ガーナミルクの3層。一体感のある味わいだった

再びガーナミルクのまったり濃厚な甘さが戻り、最後はなんともまったりとした味わい深さに。後味もすっきりとしていてくどさを感じない。濃厚な甘さと苦み、茶番の風味がしっかりとあり、チョコレート専門店のショーケースに1粒200円くらいで並んでいてもおかしくないクオリティだ。

 

『プレミアムガーナ トワイニング監修生チョコレート<アール グレイ>』の重厚な王室テイスト

続いては『プレミアムガーナ トワイニング監修生チョコレート<アール グレイ>』(12枚入り・想定小売価格 税込367円前後)。英国王室御用達トワイニングのアール グレイを思わせる味に仕立てられたチョコレートだ。

トワイニングは、1706年にロンドンに創業した老舗紅茶ブランド。ヴィクトリア女王により王室御用達の称号を授かってから、5年ごとに見直される審査をパスし続ける名実ともに超一級ブランドである。アールグレイは、トワイニングがブレンドした代表的な紅茶だ。

薄いガーナミルクのチョコレートの中にアールグレイ風味の生チョコレートが閉じ込められており、口の中で穏やかな渋みの紅茶の味わいとベルガモットの香り(アールグレイの香りづけとして使われる)、そしてとろける口溶けが楽しめる仕立てとなっている。

個包装。まるでティーパックみたいだ

パッケージはトワイニングのアールグレイのオレンジカラー。光が当たるとなんとも美しく輝く。この箱だけでおいしそうだ。

こちらも食べる前から香りがふわりと漂う。ガーナミルクの層を突き抜けて、これでもかというほどベルガモットの香りが広がる。この香りだけで10分は楽しめる。いや、本当に。

厚さ約1mmの極薄チョコ。中心の模様は数種類ある

薄いガーナミルクを割ると、中にはアールグレイの生チョコレートがぎっしりとつまっている。アールグレイ(ベルガモット)の香りが強く、とにかく華やか。まるでフルーツを食べているような風味と凛とした甘みが際立っている。

薄い板状の形状と相まってくちどけがよく、すーっとなだらかにとろけていく。チョコを食べているというよりは、紅茶とチョコを一緒に楽しんでいるようなそんな気分。英国王室で飲まれる紅茶はこんな味なのかなと想像させてくれるおいしさだった。

 

『プレミアムガーナ フルーツショコラ<完熟夕張メロン>』は、メロンフォンデュのようなとろけるおいしさ

最後は『プレミアムガーナ フルーツショコラ<完熟夕張メロン>』(65g・想定小売価格 税込367円前後)。北海道夕張市の名産である夕張メロンの完熟果汁を15%(生換算)使用したチョコレートだ。

夕張メロンは芳醇な香りとコクのある甘味が特徴。その味わいはまるでリキュールのようだとも例えられている。追熟が進み、完熟になると甘みや香りはさらに強くなり、とろけるような食感になるのだそう。

『プレミアムガーナ フルーツショコラ<完熟夕張メロン>』は、この完熟夕張メロンの果汁とホワイトチョコのソースをブレンドしたフルーツショコラを、ガーナミルクで包んだチョコレートというわけ。

個包装。8粒目安

パッケージは夕張メロンを大きく載せたジューシーなデザイン。こちらも光が当たると高級感のある光り方をする。角度によって見え方が全く違うので購入した際は遊んでみてほしい。

先ほどとは正反対の厚めのガーナミルクをパキッと割ると、中からはとろ~りとしたチョコソースが垂れてくる。さすがは製品中15%の完熟果汁を使っているだけあって、夕張メロンの果肉を食べているかのようなジューシー感と風味、立体感、そしてみずみずしさがある。

味は全体的に甘くて濃厚。後味にも余韻が続くので、甘いのが苦手な人にはやや不向きかもしれない。

ちなみに先ほどの2つはチョコとの一体感があったが、こちらはチョコにソースをかけて食べている(夕張メロンとチョコを一緒に食べている)ような印象。チョコフォンデュならぬメロンフォンデュが楽しめるプレミアムチョコだ。

 

専門店に負けないクオリティを手に入れやすく

3つのプレミアムガーナを食べて、共通して感じたのはクオリティが高すぎるということ。『プレミアムガーナ 最高位茶師監修トリュフ<玉露>』でも書いたように、専門店で1個200円で売られていても納得するおいしさだと思った。自分へのご褒美はもちろん、大切な人に贈るのにもぴったりな特別なチョコレートだ。

 

全国のスーパー、コンビニで発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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