【りんごのお酒】 シードルなのに甘すぎない! 『おいしい酸化防止剤無添加ワイン 贅沢シードル』は常識を覆す低アルコールドリンクだ

そんなに甘くなくても、という人に

 

「シードル」は世界中で親しまれている発酵りんご酒のこと。ヘルシー志向で人気の「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」に新たに加わったのは、りんご2種、約3個分の果汁を使用して作られた『おいしい酸化防止剤無添加ワイン 贅沢シードル』。従来のシードルが甘すぎると感じる層へ向けた、甘すぎないシードルとのこと。「濃縮りんご果汁」と「焦がしりんご果汁」の2つの果汁を使用して、どんなおいしさを実現したのだろうか。

 

「濃縮りんご果汁」×「焦がしりんご果汁」が生み出す、 濃厚フルーティーなアルコール5%のお酒

シードルとは「りんごで作った発酵酒」のこと。ワインよりも気軽で果汁100%の飲みやすさが世界中で親しまれているお酒で、発泡タイプと非発泡タイプがある。「甘くて飲みやすい」ことで親しまれるシードルだけれど、今回おためしする微発泡タイプのメルシャン(東京都)『おいしい酸化防止剤無添加ワイン 贅沢シードル』(500ml瓶・参考価格 税込671円・発売中)はちょっと違う、甘すぎないタイプだ。

 

製造は、醸造から瓶詰まで、品質が変化する原因となる酸素の接触を最低限にした、メルシャン独自の「フレッシュ製法」が用いられている

 

『おいしい酸化防止剤無添加ワイン 贅沢シードル』はシュワシュワ微発泡で、りんご風味が強いのにすっきりテイスト!

グラスに注ぐと、輝くような深いゴールドカラーが素敵だ。実に華やかな雰囲気。

微発泡タイプで、シュワシュワとした爽やかな音と、りんごの濃厚な香りが立ち上る。

頂いてみると、口の中にりんごの濃厚な果汁感がいっぱいに広がった。りんご果汁本来の甘さがあるものの、きりりとした風合いですっきりとした飲み口が心地よい。りんごの味わいに深みがあるのは、2種類の果汁を使用しているからだろう。焦がしりんご果汁の風味か、フレッシュな印象の奥にコクのある味わいが感じられる。しかし決してくどさはなく、あくまでもキレが良い。

 

さっぱりとしたりんごの風味が食前酒や食中酒としても馴染みそう。お酒は弱いけれど飲むのは嫌いではなく、流行りの低アルコール商品では甘すぎるという人にぴったりだろう。シードルを「甘いお酒」と思っていた人なら、がらりと印象が変わるはず。

 

普段は辛口の日本酒党である記者も、すっきりとした甘さとリッチな果汁感とコク深い味わいに満足できる。食事のお供にはもちろん、ビターなチョコレートと合わせると大人っぽい雰囲気のおしゃれな一杯を楽しめる。

 

すっきりしているのにリッチな味わいは、シードルの新境地

甘すぎないから食事と一緒に飲める

『おいしい酸化防止剤無添加ワイン 贅沢シードル』のすっきりとしてキレのある味わいは、老若男女問わず楽しめるはず。2種類の果汁を使用したことでりんごの風味がしっかり感じられるので、りんご好きにはもちろんおすすめ。従来のシードルよりも果実感があり、甘いことだけが飲みやすいお酒の条件ではないことを教えてくれる。

 

アルコール度数5%という点も、深酒を避けながら楽しむにはぴったりだ。お酒になれていない人の入門編としても良いだろう。

 

購入は、全国のスーパーや量販店で可能だ。

 

お酒は20歳になってから。

 

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土屋千秋

デザイナー・ライター・在野研究者。美術館や博物館・文学館巡りが好き。旅行とお酒を愛する自由人です。

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photo by 尹 哲郎

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