【チョコパイ】発売40周年! リニューアルした『チョコパイ』はどこが変わった?

ストック可能なチョコケーキ

 

チョコレートケーキのようなおいしさの『チョコパイ』が、発売40周年を機にリニューアル! 全国からクリームを取り寄せて食べ比べをし、ケーキ・クリーム・チョコレートが三位一体の味わいにたどり着いたという。これまでとは明らかに変わったというチョコパイの味をたしかめてみよう。

 

100回以上の試作を重ねて追求した、時代に合わせたすっきり仕立てのおいしさ

ケーキの持ち帰り用の箱をイメージした、白色ベースの箱

ロッテ(東京都)の「チョコパイ」は、1983年に登場したケーキのようなおいしさを追求したチョコ菓子。「まぁるい幸せ」をお届けしたい」という想いのもと開発されており、そのふんわりとしたやわらかさや口どけ、濃厚な味わいに抜け出せなくなった人もいるのではないだろうか。

そんな『チョコパイ』(6個入・想定小売価格 356円前後・2023年3月21日発売)が発売40周年を機に、2019年ぶりとなる大幅リニューアルを実施。クリームは味わい軽やかなすっきりとした甘みに、生地は卵を増やしてさらにケーキのようなふわっとほどける食感になったという。

同社担当者によると、チョコパイファンの意見からヒントを得て全国のクリームを食べ比べし、100回以上の試作を重ねてケーキ・クリーム・チョコレートが三位一体と感じる口どけにこだわったとのこと。新しくなったとはっきり感じられるくらいおいしくなったと断言するほどの自信作のようだ。

箱でクラフトが作れるおまけ「チョコパイ デジタルクラフト」付き

とはいえ、記者も『チョコパイ』が大好きで小さいころから食べ続けているが、すでに完成された味だと思っている。これ以上おいしくなる余地はあるのだろうか。その真偽をたしかめてみよう。

 

新『チョコパイ』のポイントは、口どけにこだわったホイップクリーム

パッケージはぱっと見大きな変化はないが、シンプルなデザインになっていたり金色の割合が増えていたりと、気品の高さが感じられるデザインに変化している。左上にはNEWの文字が。箱の中には、おなじみの個包装が6個。

袋を開けると、洋酒の香りがふわりと鼻孔をくすぐる。子どものころからこの香りが好きだったなぁと思い出した。変わっていなくてひと安心。見た目も、おなじみのまぁるいフォルム。

ミニサイズではない大きさ

少し硬めのチョコレートのコーティングを割り、ふわっとしたケーキの食感を楽しむ。甘くて濃厚だけど、重すぎない上品なおいしさ。リニューアルはしても、根本となるおいしさは変わっていなくてよかった。

はっきりと味の違いがわかるかと言われると、正直なところ明確に違うとは断言しづらい。ただ、新ホイップクリームのおかげだろうか、後に残らないすっきりとした甘さになっているのは間違いない。以前なら1個食べた後はコーヒーや紅茶を飲みたくなったが、これはそのまま余韻を楽しめる。クリームによって、全体的に軽やかな味わいへと変化したのだろう。

しっとり食感の半生菓子

発売から40年。濃厚なおいしさはそのままに、『チョコパイ』は時代の変化に合わせてすっきりとした味へと進化した。1個入りの『お試しチョコパイ 個売り』(想定小売価格 税込54円前後・2023年3月21日数量限定発売)もあり。

 

入手は、全国のスーパーマーケットやコンビニ、オンラインショップなどで可能だ。

 

公式サイトはこちら

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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