【冷めるとより甘みを感じる!】最後まで美味しい『熟成フライドポテト』を簡単調理!
「フライドポテト=しょっぱい」といったイメージを持っている方が多いのではないだろうか。ホクレン農業協同組合連合会(北海道)の展開するブランド「よくねたいも」を使用した冷凍フライドポテトは、甘味を凝縮し、なめらかな食感が特徴的だ。今回は、ホクレンとJAのダブルブランドで発売された2品種の『熟成フライドポテト』(JAきたみらい産スノーマーチ原料使用・JAようてい産きたかむい原料使用)を食べ比べして紹介しよう。
驚くほどの甘みを感じるじゃがいもが誕生!
ホクレン農業協同組合連合会(北海道)は、1919年の創立以来100年以上にわたり、様々な時代の要請に応えながら、北海道の農業と、農業者の発展のために、事業へ取り組んできた。同連合会はJAの経済事業を担うことを目的とし設立され、生産者の営農活動を支える生産者支援や生産現場に不可欠な資材やエネルギーの供給、技術面・情報面でのバックアップを行っている。
今回紹介する『熟成フライドポテト(JAきたみらい産スノーマーチ原料使用)』、『熟成フライドポテト(JAようてい産きたかむい原料使用)』(各200g・参考価格 税込 各398円・発売中)は、同連合会で展開するオリジナルブランドの「よくねたいも」を使用しており、特別な貯蔵方法(CA貯蔵)で3か月以上熟成させることにより、甘味を凝縮したしっとりなめらかな食感に仕上がっている冷凍フライドポテト。CA貯蔵とは、貯蔵庫内の空気組成を一定の状態に保つことで、じゃがいもの甘みが増し長期間の貯蔵が可能となる特別な貯蔵方法だ。
じゃがいもの種類といえば思い浮かぶのは「男爵」や「きたあかり」、「メークイン」などではないだろうか。「男しゃく」や「メークイン」は病害虫に脅かされ作付面積が年々減っており、そこで病害虫に強い品種のひとつとして誕生したのが「スノーマーチ」。新たな顔として知られている「スノーマーチ」は、ほんのりとした甘みとしっとりなめらかな食感が特徴で、じゃがいも特有の泥臭さやクセがない。雪のように白い果肉が素材の色を引きたててくれるといった特徴もある。
さらに、JAきたみらいでは長い日照時間と昼夜の寒暖差が大きいという特有の気候により、でんぷん質を多く含んだスノーマーチが作られている。
「きたかむい」は、肉質がやわらかく加熱後に芯が残りにくいといった特徴を持つ。食感がやわらかいことから洋食や和食にも使いやすく貯蔵にも向いている品種だそう。JAようていは、羊蹄山麓の7月~8月の気温は昼夜の寒暖差が大きい事や、羊蹄山の噴火によってもたらされた透排水性のよい火山性の土壌が馬鈴しょの生育特性にピッタリな産地。
「熟成フライドポテト」は電子レンジ調理が可能なので、揚げる時間がなくともおやつやおつまみにも手軽に食べられるのが特徴で、一般のフライドポテトとは違い冷めても美味しい。むしろ冷めたほうがより甘みを感じる気がする。また、無塩で味付けはされておらず、素材そのものの味を楽しんで貰えるようにとこだわっている。
2種類のこだわりのじゃがいもから作られた『熟成ブライドポテト』をおためし!
どんなに野菜が苦手でもフライドポテトに目がない子どもは多いだろう。記者の息子たちもフライドポテトは大好物。『熟成フライドポテト』スノーマーチ(JAきたみらい)・きたかむい(JAようてい)の2種類を電子レンジを使用して簡単に調理してみよう。
調理方法は簡単。凍ったままのフライドポテトを平たく盛り、ラップをかけずに加熱。今回はレンジを使用するが、オーブントースターや、油で揚げても調理は可能だ。
温め終わったフライドポテトをみてみると、まるで油で揚げたかのようなツヤ感に驚いた。温めるだけだとしんなりするイメージを持っていたが、ホクホク感までがその見た目からも伝わる。
「スノーマーチ」の方は、皮がしっかりしていてじゃがいものホクホク感を感じた。口に入れた瞬間から最後までじゃがいもの甘みが口内に残り存在し続ける。普段からフライドポテトには塩をかけないと嫌がる息子も、「このポテトは甘くて美味しい!」と、いつも以上に手を伸ばしていた。
続いて「きたかむい」も食べてみよう。先ほどの「スノーマーチ」のホクホク感とくらべると、なめらかさが凄い。じゃがいもの繊維を感じない濃厚さが特徴だ。息子と一緒に食べ比べていると「こっちのほうがトロトロしてる!」と同じじゃがいもでもその違いに驚いていた。
完全に冷まして食べてみると、本当に甘みが増したように感じて感動した。「冷めた方が甘みを感じる」など今までフライドポテトを食べて感じたことが一度もないからだ。冷めると味が落ちるイメージすらあったフライドポテトの概念が覆された瞬間だった。これなら子どもが食べ終わるのに時間がかかっても最後まで美味しく食べられるだろう。フライドポテト好きの方はぜひ、一度食べてそれぞれの違いと、冷めても美味しく食べられるこの感動を味わってほしい。
photo by 尹 哲郎