【2 in 1】ハサミと開梱用カッターがひとつになった『スコッチ 梱包開封シザーズ ベタつき防止加工』を使ってみた
インターネット通販をよく利用する人におすすめの便利ツール『スコッチ 梱包開封シザーズ ベタつき防止加工』をご紹介しよう。一般的には、開封する時はカッターを、梱包テープや緩衝材を切る時にはハサミを、とツールを使い分けすることが多いと思うが、今日紹介する商品は、それらの機能を1本に集約してしまったという、1本で2役の機能をもつという。どんな使い方ができるのか、早速おためししてみよう。
ハサミと開梱カッターが一本に。どうやって使うの?
スリーエム ジャパン(東京都)が手がけるスコッチ™ ブランドは、補修、梱包、掲示、工作・クラフトなど、さまざまな用途向けの製品を開発している。
今回ご紹介する新商品は、『スコッチ 梱包開封シザーズ』シリーズ(2023年7月3日発売)
- 『スコッチ 梱包開封シザーズ ベタつき防⽌加工』(品番:1487NS-J・7インチ(全長178mm/刃渡り70mm)・希望小売価格 税込1,914円)
- 『スコッチ 梱包開封シザーズ ベタつき防⽌加工』(品番1488NS-J・8インチ(全長211mm/刃渡り81mm)・希望小売価格 税込2,354円)
材質は、刃の部分は高品質ステンレス鋼(シリコ ーンコート)、柄の部分はPP、TPR。パッと見ただけでは一般的なハサミに見えるが、開梱用カッターとしても使える1本2役を兼ね備えた商品。
「べたつき防止加工」ということで、梱包用テープもキレイにカットできるというからストレスがない。荷物を発送する時の梱包テープのカットから、受け取った後の開封まで、これ1本で本当に対応できるのだろうか?
使ってみよう! ハンドルをスライドさせて、ワンタッチで切り替え簡単
ハンドルをスライドさせることで「開封モード」(開梱用カッターとして使用)と「シザーズモード」(ハサミとして使用)の切り替えができる。ハサミを止めている真ん中のネジ部分がポイント。ここでモードを切り替えよう。
はじめはシザーズモードになっているので、「開封モード」に切り替えてみよう。
右側のハンドルを下に引くようにすると、1本の刃が下がり「開梱用カッター」に変身する。
真ん中にあるネジ部の位置と、先端の刃の形が変化していることが分かる。ハンドルを上げ下げするだけだから、切り替えはとても簡単。
よく見ると、刃先はこんな感じになっている。開封モード時に露出される先端刃は、5mmほど。
【開封モード】箱の中身を傷つけずにスムーズに開封
ちょうどもう一方の刃がストッパーの役割をしてくれるので、刃がこれ以上入っていくことがなく、箱の中身を傷つけずに開けられる。うっかりカッターの刃を出しすぎて、荷物までカットしてしまう・・・そんな心配がない。
しかも開封モードの時はハンドルがロックされるので、誤って開くことなく安全に使えるのもポイント。軽い力でスッとテープをカットして開梱作業ができる。
【シザーズモード】べたつき防止加工で梱包テープのカットも楽々
ハサミモードの時は、通常の使い方と同じ。手に快適にフィットするデザインで、内側部分はソフトグリップになっており、指が痛くなりにくい仕様。たくさんの荷物を梱包する時には、こうしたちょっとしたこだわりがあることで使いやすさが変わってくる。
硬いPPバンド(ポリプロピレン製結束バンド)や梱包用テープ、緩衝材などなど、サクッとカットできるので使いやすい。
梱包用のテープは粘着力があるので刃がベタベタになりがちだが、それがなくサクッとカットできる。テープがくっついてくることがないので、絡まってやり直し…なんてこともない。小技のきいたツールを使うことで、作業もスムーズに進む。
材質が⾼品質ステンレス鋼でシャープな切れ味。「ベタつき防⽌加工タイプ」はシリコーンコーティングを施してあるので、テープの粘着剤がくっつきにくく、ついた場合でも除去しやすいのが特長なのだ。
サイズの選び方はお好みだが、手の大きさに合わせて選ぶといいだろう。小さめの手の人には7インチ、大きめの手の人には8インチがおすすめ。また、ハサミで長さのあるものをカットするシーンが多い場合は、大きめの8インチがおすすめ。
荷物を受け取る人も、荷物を送る人も、1本持っていると便利なツール。梱包用テープをカットするシーンが多い人には、断然「ベタつき防止加工」が施されているものがおすすめ。梱包にも開封にも適したツールを使うことで、作業効率もアップする。家庭での使用はもちろんのこと、オフィスにも1本あると便利。優れたツールで作業も快適に。
「通常タイプ」も2サイズあり
なお、べたつき防止加工がない通常タイプ『スコッチ 梱包開封シザーズ 7インチ』(希望小売価格 税込1,320円)/『同 8インチ』(希望小売価格 税込1,760円)も同時発売中。
ホームセンターや文具店などで購入可能。
photo by 蘭 よう子