【無糖チューハイ】『キリン 氷結無糖 シークヮーサー ALC.7%』は、ほろ苦酸味がおいしかった
糖類・甘味料不使用の甘くない「氷結無糖」シリーズから、新フレーバー『キリン 氷結無糖 シークヮーサー ALC.7%』が新登場! シークヮーサーならではの酸味と果皮のほのかな苦味が感じられる飲みごたえのある1本だ。料理との相性も抜群というキリッとクリアな味わいをたしかめてみよう。
糖類・甘味料不使用で果汁0.3%使用。シークヮーサーとは?
キリンビール(東京都)の「氷結無糖」シリーズは、甘くない果実味のおいしさを追求したシリーズ。甘いチューハイは食事に合わないと感じる人や、年を重ねて甘いチューハイが飲めなくなった人のために作られており、これまでに「氷結無糖 レモン ALC.7%」「同 グレープフルーツ ALC.7%」など、爽やか系柑橘フレーバーを中心に展開している。
今回そのラインナップに加わったのは、『キリン 氷結®無糖 シークヮーサー ALC.7%』(350ml缶/アルコール分7%・実勢価格 税込170円・2023年7月11日発売)。シークヮーサーの酸味と果皮のほのかな苦味を表現したチューハイだ。
シークヮーサーとは、主に沖縄県北部地域で栽培されているミカン科の果樹およびその果実のこと。完熟になるとミカンのようにオレンジに色づき、そのまま食べられる甘酸っぱい果物だ。未熟果では強い酸味とほのかな甘さを含み、ジュースや調味料として使われている。
パッケージは同シリーズと同じく、白背景に大きく「無糖」と書かれた共通デザイン。カラーは2色混合のブルー&イエローとなっている。シークヮーサーの果汁を0.3%使用し、余計な甘さがなく、シークヮーサーらしい味わいに仕立てられているようだ。
ちなみに、RTD(レディー・トゥー・ドリンク)の缶チューハイは、2026年10月の酒税改正まで現行税率の維持が決まり注目を集めているジャンル。RTD市場では「無糖チューハイ」が新たなカテゴリーとして確立しつつあり、『キリン 氷結無糖 シークヮーサー ALC.7%』はそのラインナップの強化を狙ったものでもあるようだ。
飲んでみたら、すっきりとした飲みやすさで食事との相性もばっちり!
缶を開けて口を近づけると、苦味と酸味を思わせる香りがする。
氷を入れたグラスに注いでいくと、炭酸がシュワーッと上ってきた。
ぐいっと飲んでみると、その期待通りのほろ苦さとほどよい酸味の味。甘みは全くなく、飲みごたえがあり、後味にはさらにぐっとくる強い苦味が感じられた。シークヮーサーの爽やかな風味も良く、苦味と酸味をストレートに感じられるおいしさだ。
柑橘類らしくすっきりとしているので、味の濃い食事はもちろん、シークヮーサーの酸味と苦味は日本食のような繊細な食事とも合わせやすいだろう。延々と飲み続けられそうだが、アルコール度数7%と高いので油断は禁物だ。
全国のスーパー、コンビニで発売中。
※お酒は20歳になってから
photo by 尹 哲郎