【ソーダ割り専用】『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(赤)/(白)』でワインカクテルをおいしく作れるか、実験!

人気のソーダ割りをワインでも!

 

昨年2月に誕生した「サントリーワインカフェ」から、ソーダ割り専用ワイン『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(赤)/(白)』が新登場。文字通り、炭酸で割ることを前提に味の調整がされたカクテル用ワインだ。しかし、ワインをソーダで割る飲み方に実感がわかないという人も多いはず。そんな気になる味をたしかめてみよう。

 

おすすめは3倍希釈。アルコール度数5%のすっきりさわやかワインソーダ

サントリー(東京都)の「サントリーワインカフェ」は、昨年2月に誕生した、自由で新しいワイン体験を提案するブランド。ワインに対するさまざまなハードルを取り除き、もっと自由に気軽に楽しめるようにしたい、という想いから作られた。

 

これまでに缶で手軽に飲める「サントリーワインカフェ〈ワインソーダ〉(赤)」「同(白)」などを発売。食事と一緒にすっきり楽しめる甘さ控えめなお酒として、新しい楽しみ方を提案している。

ラベルにはおすすめの割り方を掲載

今回発売されたのは、ソーダ割専用ワイン『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(赤)/(白)』(500ml瓶・参考価格 税込759円・2023年6月27日発売)。ワインの飲み方の可能性をさらに広げるワインベースだ。

 

通常のワインと違うのは、割ることを前提に味の調整がされていること。独自技術によって発酵させたワインをベースに、濃縮還元ブドウ果汁や濃縮レモン果汁をブレンドし、果実味あふれる味わいの厚みを実現しているようだ。

アルコール度数も一般的なワインより高い16%(一般的なワインは12%前後)。3倍に希釈することで、アルコール度数約5%のすっきりさわやかな味になるというわけだ。

 

パッケージは、帯でソーダ割り専用と分かりやすく表示。カフェメニューのようなおしゃれなデザインである。

 

『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(赤)』をソーダで割って飲んでみた

はじめに飲むのは『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(赤)』。やや辛口の穏やかな渋味が特徴のミディアムボディタイプの赤ワインだ。

割る前の色味は、一般的な赤ワインよりも透明感があり薄く見える。しかし、香りは厚みと甘さのあるふくよかな印象。ためしにちょっと飲んでみると、甘く濃いめな味で、度数は高いがストレートでも飲めそう。

それではいよいよソーダ割りへ。作り方は、グラスに氷を入れて、『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(赤)』と、よく冷やした炭酸水を1対2の割合で静かに注ぎ、軽く1回かき混ぜる。

それではいただきます。飲んでみると、さわやかでキュッとしまりのある味わい。ぶどうの果実感と甘みがあり、渋みがほとんどなくて飲みやすい。いつものワインとは違い、炭酸のおかげで飲みやすい。

ワインは複雑な味や風味を楽しむ飲み物とも言えるが、一転して『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(赤)』は、素直にぶどうの味や香りを楽しめるのもおもしろいところ。小難しいことは置いておいて、ワインを楽しみたい人におすすめだ。

ちなみに、記者は少し濃いめに割った方が好み。炭酸が多すぎると水っぽく、苦味や渋みを感じやすくなるので要注意だ。

 

『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(白)』を炭酸で割って飲んでみた

続いては『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(白)』をおためし。やや辛口のほどよい酸味が特徴の白ワインだ。

割る前の色は、こちらも一般的な白ワインより透明感のあるように見える。香りは控えめながら、華やかな洋梨のような香りが漂う。ストレートのまま飲んでみると、しっかりとした味わい深さと甘みが印象的。こちらも、割らない派が出てきそうなおいしさだ。

それでは1対2の割合で割ったワインソーダを作り、いただきます。

ほどよい酸味が特徴というだけあって、白ワインらしい旨みと酸味、甘みのバランスがおいしい味わい。炭酸のおかげでキレが良く、飲んでいる間は華やかで甘く、後味はさっぱりと気持ちの良い味わいが楽しめる。渋味やえぐみがなく、ワインが苦手な人にも飲みやすいだろう。

それでいて、炭酸で割ってもワインらしさが強く残るので、食事との相性も良さそう。少し甘めなので、イタリアンのような少し塩味のあるものやデザートと合わせてみたい。

炭酸多めで割ってもワインらしさが残るので、カクテルを楽しみたい人におすすめだ。

 

結論。ひと手間かけて、自分好みに作れる自由なワイン!

『サントリーワインカフェ〈ワインソーダベース〉(赤)/(白)』は、しっかりとしたぶどうの味わいを楽しめるワインソーダべースだった。飲んでみて感じたのは、ソーダだけでなく他の割り材でも飲んでみたくなるバランスの良さだと思う。ベースの味はリキュール系のような少し甘めで酸味の強い味なので、割り方次第でいろんな味が楽しめそうだ。

 

全国のスーパー、コンビニなどで発売中。

 

公式サイトはこちら

 

※お酒は20歳になってから

 

記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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