【駅弁レビュー】全国を結ぶJR貨物コンテナが駅弁に! 『JR貨物コンテナ弁当(神戸のすきやき編)』を実食!
JR線のホームで、大迫力の貨物列車が通過するのを目にしたことがある方は多いだろう。日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)は、北海道から九州まで、全国約140の貨物駅を結ぶ約8,000キロの路線を持っている。
今回ご紹介する『JR貨物コンテナ弁当(神戸のすきやき編)』(価格 税込1,500円)はJR貨物のコンテナをモチーフにしたユニークな駅弁。神戸の伝統的な甘辛いすきやきの味が詰め込まれているその味を早速堪能してみよう!
コンテナの形状やデザインを忠実に再現した駅弁
『JR貨物コンテナ弁当(神戸のすきやき編)』は、コンテナの形状やデザインを忠実に再現し、JR貨物のコンテナをモチーフにした駅弁。発売当初から鉄道ファンをはじめ、多くの人々を驚かせてきた。
神戸の老舗淡路屋は、コンテナの再現のため、開発に約2年の歳月を費やしたという。そのデザインは「JR貨物公認」とのこと。
一時期は、注文が殺到し深刻なコンテナ不足による『JR貨物コンテナ弁当』の一時販売休止を余儀なくされたほど。
そして、コンテナの中には、神戸の伝統的な甘辛いすきやきの味が詰め込まれている。
甘辛く煮込まれた牛肉と醤油タレが染み込んだご飯がたまらない
実際に食べてみると、この駅弁はただの企画商品とは一線を画す、昔ながらの伝統の味をしっかりと実現している。
まず注目すべきは、ほんのり甘辛く煮込まれた牛肉だ。 この柔らかさ、口の中でとろける食感は、牛肉の質の良さを感じさせてくれる。
ご飯は醤油タレがとても美味しく、ボリュームも満点。
そして、しっかり味が染みこんだ大きめの豆腐。 すき焼きには欠かせない存在だ。
さらに、煮玉葱のしゃきしゃきとした食感、糸こんにゃくや人参、そして白菜煮。 これらの具材も、その存在感をしっかりと主張している。一体感を持ちつつ、それぞれの食材が持つ味や食感をしっかりと楽しめるのだ。
食べ終わった後も楽しめるユニーク駅弁
食べ終わった後は、忠実に再現されたJR貨物のコンテナを小物入れとして利用できる。鉄道ファンは飾って楽しんでも良いだろう。
日本の駅弁文化に新たなページを刻んだ『JR貨物コンテナ弁当(神戸のすきやき編)』。そのユニークなデザインと伝統的な味の組み合わせは、旅の楽しみをさらに増してくれることだろう。ぜひ一度食べてみてほしい!
購入は神戸駅、新神戸駅、西明石駅、芦屋駅、東海道本線、山陽本線にて。
その他オンラインサイトでも購入可能だ。
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