【駅弁レビュー】全国を結ぶJR貨物コンテナ駅弁第2弾! 『明石の鯛めし編』を実食!
明石市は、鯛の美味しさで知られる地域であり、特に「鯛めし」は多くの人々に親しまれている。今回ご紹介する『明石の鯛めし編』(価格 税込1,600円)は、鯛の旨味と香ばしいご飯の組み合わせが、コンテナの形状と相まった、ユニークなコラボレーション。
前回ご紹介した「神戸すきやき編」の第2弾としてレビューしていこう!
「鉄道コンテナ輸送50年記念カラー」の特別塗装バージョンとして登場
日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)は全国約140の貨物駅を結ぶ約8,000キロの路線を持つ。
今回容器として使われたのは、JR貨物が運用するコンテナの中でも特別な存在である「19D形」コンテナだ。
このコンテナは、全国でわずか50個しか存在しないそう。 更に今回の「19D形」コンテナは「鉄道コンテナ輸送50年記念カラー」の特別塗装バージョンとして登場している。
50年以上の歴史を持つ鉄道コンテナ輸送。 その長い道のりを象徴するかのように、その歴史と未来への期待を込めたデザインだ。黄緑色に塗られたこのコンテナは、貨物列車を眺める旅人にとっても、新たな風景として目に留まる存在となっていることだろう。
容器の魅力さは十分わかったが、味わいについてはどうなのか、早速おためししてみよう!
鯛の旨味と香ばしいご飯の組み合わせ
まずコンテナの蓋を開けた瞬間、楽しませてくれたのは炊き込みご飯の香ばしい香り。 まるで、明石の海辺のような香りが広がっていく。そして、引き締まった食感が特徴の鯛の塩焼きが2切れ鎮座している。 シンプルな塩の味付けが、鯛のうま味をしっかりと引き出しており、その滋味深さに思わず納得してしまう。
特に素晴らしいのが鯛入りの炊き込みご飯。これが本当に美味しい。鯛のほぐしがたっぷりと散りばめられており、その贅沢さは一口食べれば明らか。 ボリュームもしっかりとあり、お腹を満たすこと間違いなし。
さらに、この駅弁の隠れた魅力、蓮根の酢漬けが登場。絶妙なアクセントとなって、鯛の味わいを一層楽しませてくれる。 色とりどりの枝豆とひじき煮。エビは見た目を華やかにしてくれる。
この駅弁は、明石の海の恵みを詰め込んだ一品であり、その地の風土、人々の暮らし、そして海の豊かさが、この駅弁には詰まっている。間違いなくお勧めの一品だ!
食べた終わった後も楽しめる
食べ終わった後の容器は小物などに使用できるので、是非『神戸すきやき編』と揃えてみるのもいいかもしれない◎
購入は神戸駅、新神戸駅、西明石駅、芦屋駅、東海道本線、山陽本線にて。
その他オンラインサイトでも購入可能だ。
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