【新発売】月夜のもとで収穫したぶどうから作られたオーガニックワイン!『ルアナ オーガニック』で生産地の個性を感じてみよう

 

昨今、自然派のワインが人気を集めている。環境や人にやさしいなど、数々のメリットがあるオーガニックワイン『ルアナ オーガニック』を味わってみた!

 

月夜の下で収穫したぶどうから作られたオーガニックワイン

オエノングループ 合同酒精(東京都)は、酒類や食品等の製造販売を手掛ける会社。焼酎をはじめ、日本酒や個性派スピリッツなど、多様な酒類を扱っており、輸入ワインの品揃えも豊富だ。

今回ご紹介する『ルアナ オーガニック』(750ml・希望小売価格 税込1,980円・販売中)は、オーガニック認証、ヴィーガン対応のスペイン産ワイン。オーガニックワインの銘醸地、カスティーリャ地方のワインだ。

※オーガニックワインとは、有機農法で栽培されたブドウを原料として造られたワインのこと

モダンイメージのラベルには月の満ち欠けがデザインされている

ガリシア地方の言葉で「月」を意味する「ルアナ」は、月夜のもとでぶどうを収穫することから名付けられたそう。酸化による味わいの劣化を防ぐため、夜間の涼しい間に収穫しているのだ。

 

生産者であるハメケン・セラーズ社は、40ヶ国以上にワインを輸出する新進気鋭のワイナリー。スペインの国有品種にフォーカスし、モダンスタイルのスペインワインを世界に送り出しているという。

知れば知るほど、非常に気になるワインだ。

 

それでは、新発売にして話題の「月夜のもとで収穫したぶどうから作られたワイン」を味わってみよう。

 

ボリューム感ある辛口のオレンジワイン

まずは『ルアナ オレンジ オーガニック』を開けてみる。

近頃よく見かけるようになったオレンジワインは、今や赤・白・ロゼに続く第4のカテゴリーとして認知された存在。オレンジといっても、オレンジの果実が使われるわけではなく、白ブドウを使って赤ワインと同じプロセスで造られるワインだ。

白ブドウの果皮中にはアントシアニンが含まれていないので赤色にはならず、皮や種の黄色系色素が溶出することで、オレンジに近い色調になるのだそう。

白ワインは酸化防止剤作用のあるタンニンをほとんど含まないため、赤ワインに比べると亜硫酸(酸化防止剤)が多めに必要だが、オレンジワインは白ワインと比較しタンニンが多く含まれているため、亜硫酸の添加量を抑えたワイン造りが可能というのは、大いなるメリット。

抜栓直後のボトルからは、バニラのような甘い香りがしてうっとり…。グラスに注げばフレッシュな勢いを感じる。

なんときれいなオレンジ色の透明感。光にかざすとゴールドっぽくも見える。注ぎたてのグラスから広がる香りは、果実を思わせるようなニュアンスだ。

しばらくすると、はちみつや花のような香りなど様々なイメージが広がってくる。

口に含むと、程よい酸味とわずかな渋みでボリューム感があり、後味に余韻が残る。

独特の厚みがある味わいは、赤や白では合わせにくいような香辛料が効いたエスニック料理などにも合いそう。

 

豊かな果実味とスパイス香が特長の赤ワイン

『ルアナ 赤 オーガニック』の味わいはどうだろう。

添加物などを使用せず、可能な限り自然な状態で醸造されたナチュラルワイン。酸化防止剤も使っていないというのは嬉しい。

ルビー色の美しい液体がグラスに注がれるのは、心躍る瞬間…。

本品に使われているボバル(ブドウ品種)は、皮がしっかりと厚いので、ワインも色濃く鮮やか。プルーンを思わせる甘い果実の香りに続いてシナモンのようなスパイス香が鼻腔をくすぐる。

タンニンはしっかりしているが穏やかで、酸もきれい。

滑らかなテクスチャーでジューシーな味わいは、しっかりしているのに優しい。そして、アルコールが高過ぎず、とても飲みやすい。

 

個性が光るオーガニックワインを楽しもう

新しい味わいのオレンジワイン、渋みと酸味のバランスがよくジューシーな赤ワイン、どちらも個性が光る美味しさ。飲むほどに、すっと体に馴染んでいくような優しい質感が印象的。

 

個性を楽しむオーガニックワインを、この機会にぜひ味わってみて。

 

オーガニック認証、ヴィーガン対応のスペイン産ワイン『ルアナ オーガニック』は、全国の小売店・料飲店、ECサイトにて販売中。

 

※お酒は20歳になってから楽しもう

 

公式サイト

記者

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白山ぷりん

食は人生そのもの。おいしく作る・おいしく見せる・おいしく食べる、を楽しむフードコーディネーター&ライター。

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