ピリ辛おかき『ごぼうあられ』は焼酎・日本酒に合う! 年末年始に食べたい最強おつまみを発見
今年の冬は寒い!? 気象庁「異常天候早期警戒情報」を発表し、急激な低温への注意喚起を行っている2017年冬。そんなときはしっぽり家呑みが一番、ということで『ごぼうあられ』 を入手して味わってみた。
和食の定番「きんぴらごぼう」がおかきになった!
真夏のような日差しを引きずっていた10月とは一変し、早くも真冬に突入しそうな11月。お菓子コーナーはクリスマスパッケージの商品がずらりと並ぶが、和を全面に押し出した茶色いパッケージのおかきもひそかに人気を集めている。株式会社きらら(岐阜県揖斐郡)の『ごぼうあられ』(32g・希望小売価格 税込132円・発売中)は、和食の定番「きんぴらごぼう」をおかきにしたレトロな雰囲気の漂うお菓子。おそらくインスタ映えはしないであろうが、純粋においしそうだなと感じる一品だ。
ごぼうは独特の香りのせいか、食物繊維が豊富で栄養価が高いわりにお菓子としてはあまり扱われない存在。しかし、ひとことで言うならば「渋い」そのパッケージからは、そこはかとなく自信や安定という堂々たるオーラを感じさせられる。
パッケージ裏面をチェックすると、「きららのごぼうあられに使用しておりますごぼうは、国内産ごぼうパウダーに植物油脂を加え、ごぼう風味の味わいを出したごぼうクリームです。」と”ごぼう”を連呼する文面が印象的で、ごぼう愛がひしひしと伝わってくる。これはもう食べずにはいられない!
さっそく袋を開けると、ものすごく「ごぼう」のにおいが! 目の前に生のごぼうがあるかのような強い香りがする。見た目はチーズ入りちくわのようなスタイルで、醤油で焼き色のついたおかきの円筒の中に、ごぼうクリームがたっぷり。
食べてみると、きんぴらごぼうらしいピリ辛で、クリームはしっとりなめらかな食感。甘さはほとんどない。実際に口の中に入れてみるとごぼうの香りはとても控えめで、おかきらしいお米の味とクリームのなめらか食感を楽しめる。舌に残るピリ辛がうまいおかき、これは完全に酒のあてだ!
どうやら、ごぼうパウダー入りなのはクリームだけ。おかきだけをかじってみてもまったくごぼうの味はしなかった。ごぼう独特のクセを香りだけにとどめ、とても食べやすい味わいに仕上げられているようだ。/p>
国内産ごぼう使用『ごぼうあられ』は1袋10個入り。全国のスーパーやコンビニエンスストアなどで幅広く販売中。急激な気温の低下におでかけ意欲も低下する今、おうちでしっぽり家呑みという人も多いだろう。『ごぼうあられ』は焼酎や日本酒とよくあうから、和の雰囲気を楽しむ年末年始のおつまみとしてもおすすめ。ゆっくりと、大人の時間を楽しもう。
photo by 尹 哲郎