『マルちゃん正麺 カップ うま辛担担麺』花椒増量で麻辣なシビレっぷりを極めたリニューアルタンタン!
担担麺(坦々麺/タンタンメン)というのは奥が深く、人によって美味しく感じるポイントが異なるようだ。そこで花椒(痺れ感の強い胡椒)をアップして”麻辣味”に特化した『マルちゃん正麺 カップ うま辛担担麺』が登場。果たしてどの程度痺れるのか!?
タンタン麺の美味しさは二つの道に分かれ、”麻辣味”に特化したのがこの『マルちゃん正麺 カップ うま辛担担麺』
おたナビでもタンタン麺記事は非常に人気があるが、そこで面白いのは、タンタン麺の美味しさが各々違っていたりすること。そもそも激辛メニューだろうという把握の人はビリビリくる”麻辣味”を喜ぶし、ゴマの旨味が好きなだけで辛さはあまり必要ないという人もいる。
それをうけて、普通はどちらかの路線に定めそうなものだが、東洋水産はそのセパレイトウェイズを、両方追いかけることにしたようだ。ゴマの旨味に特化したのが「マルちゃん正麺 カップ 濃ごま担担麺」で、麻辣味特化型が今回紹介する『マルちゃん正麺 カップ うま辛担担麺』(120gうち麺95g・希望小売価格 税抜205円・2018年1月8日発売)である。ちなみに「うま辛担担麺」は2016年に発売されており、今回リニューアルとなる。
自分がどちらのタイプかわからない場合は、好きな麻婆豆腐の色で判断するといい。黒い麻婆豆腐が好きなら麻辣味派、赤いのならば麻辣味はあまり好きじゃないということだ。
それでは食べてみよう。麺は定評のある「生麺ゆでてうまいまま製法」の黄色いノンフライ麺。カップ麺の中でもかなり生麺に近い食感を生み出すおなじみのタイプ。後入れスープが粉末と液体の2種類つく。かやくは味付挽肉、チンゲン菜、ごま。蒸らし時間は5分。
調理完了でフタをめくったら、まず麺をほぐそう。ノンフライ麺のお約束である。そして粉末と液体スープを投入するのだが、粉末を先に溶かしたほうがダマになりにくいだろう。液体スープはドロドロのラー油オレンジ。これはかなり辛そうな見た目。
香りはタンタン麺特有のゴマの香ばしい香りと、花椒ならではのキリッとした香りだちのペッパー感。白い服を来ていたら、返りスープを浴びないように注意した方がいい。そーっとスープから飲むと、喉奥が熱くなるタイプの辛さ。花椒ならではのビリビリ感が爽快。
そして麺を食べると、生麺タッチでそれらの旨味を見事にすくい上げてくれる。ゴマの旨味と花椒のシビレ。この手のタンタン味が好きなら、見事にハートキャッチされるに違いない。以前食べたリニューアル前のものも十分美味しかったが、今度はさらに濃厚な麻辣味に感激。勢いよく食べるとむせるかもしれないので注意だ。さらに味付挽肉も結構大きくて、満足度も高い。最近のタンタン麺系カップ麺の中でも1、2を争う出来である。
photo by 尹 哲郎