無調整なのに飲みやすいって本当?『スゴイダイズ プレミアム ゆきぴりか200ml』を豆乳嫌いの記者が実際に飲んでみた!
大塚チルド食品の「スゴイダイズ」シリーズは、大豆をまるごと使用した日本初の大豆飲料。その中でも『スゴイダイズ プレミアム ゆきぴりか200ml』は、砂糖や塩で風味を調整していない無調整タイプだが、飲みやすいという噂は本当? 実際に飲んでみた!
『スゴイダイズ プレミアム ゆきぴりか200ml』はなぜ人気? イソフラボンの効果とは?
カロリーメイトやポカリスエットをはじめ、栄養補助食品を数々開発してきた大塚製薬グループ。中でも大塚チルド食品株式会社(東京都千代田区)「スゴイダイズ」シリーズは、大豆をまるごと使用することで、従来の豆乳飲料なら取り除かれていた「おから」も有効利用した日本で初めての大豆飲料だ。
発売元の調査によると、豆乳や大豆飲料を飲む具体的な理由の第一位は「イソフラボンがとれること」。大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするとされ、適量を摂取することで、加齢やストレスによる女性ホルモン低下に伴う諸症状(イライラ、生理不順、骨粗しょう症など)を抑制する効果が期待されている。
現代人は豆腐や味噌など大豆食品を摂取することが少なくなりつつあるので、さっと飲めるドリンクで大豆イソフラボンを効率良く摂取できるのはありがたい。
今回ためしてみるのは、昨年春に発売された『スゴイダイズ プレミアム ゆきぴりか200ml』(200ml・希望小売価格 税抜120円・2017年5月発売)。高イソフラボン大豆である「ゆきぴりか」を使用した人気商品だ。
「ゆきぴりか」は北海道の新たな地域特産品種として栽培されている大豆で、一般的な北海道産大豆の1.5倍のイソフラボンを含んでいるという。『スゴイダイズ プレミアム ゆきぴりか200ml』は、砂糖や塩、香料、果汁などで味を調整せずに「ゆきぴりか」をまるごと使用した無調整タイプ。よけいなものが入っていないから糖質を気にせず、大豆成分をたっぷり摂れるのが魅力。
でも「大豆飲料の独特の臭いやクセが嫌い」という人は記者だけではないはず。豆乳コーヒーや豆乳紅茶などは飲めるけれど、そのままの味わいの大豆飲料は飲めないと人は多いだろう。こちらのシリーズは「スッキリとした味わいの高イソフラボン大豆飲料」ということだが、果たしてその味は・・・?
『スゴイダイズ プレミアム ゆきぴりか200ml』はどんな味?実際に飲んでみた!
『スゴイダイズ プレミアム ゆきぴりか200ml』は紙パック入りの大豆飲料で、1本あたり200ml。カロリーは1本あたり80kcalでヘルシーだ。
見た目は乳白色で、いかにも大豆飲料な感じ。とろみがあり、木綿豆腐のような香りがわずかにする。これまでに抱いていた大豆飲料へのイメージより、かなり控えめな香りだ。
ひとくち飲んでみると、無調整タイプなので味らしい味がない。甘いとかしょっぱいとか、味覚を刺激する要素がなく、豆腐をそのまま口に入れているような味だった。なめらかな舌触りで飲みやすいし、大豆の臭みはまったくといっていいほど感じないことにびっくり!
正直にいって、プレーンの豆乳を飲むなら鼻をつまんで飲んでも1本全部飲みきれる自信はない。なのに『スゴイダイズ プレミアム ゆきぴりか200ml』は、マズイという印象はまったくなかった。ごくごく飲める!
この飲みやすさで1本あたり100mgの大豆イソフラボンが摂取できるなんて。しかも、果汁ドリンクなどを200ml飲むよりも、断然お腹のたまりがいい。500mlのジュースをいっきに飲み干した以上に、満腹感がある。ダイエットにもありがたい。
『スゴイダイズ プレミアム ゆきぴりか200ml』は、参考価格120円(税抜)。全国のイオンに加え2018年春から全国のスーパーで販売を拡大中。健康志向の人々が増えるにつれ、どんどんニーズが高まっている大豆飲料。どうせ飲むならおいしくて飲みやすいタイプがいい。これなら、そろそろ大豆飲料をはじめようかと思う女性にも、夫婦で飲むのもおすすめだ。
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photo by 尹 哲郎