パッケージデザインが可愛すぎ!『キリン 晴れと水』『キリン 晴れと水 手摘みレモン』の新しさとは?
健康志向や備蓄需要、フレーバーウォーターの人気拡大などによりミネラルウォーター市場が盛り上がる中、『キリン 晴れと水』『キリン 晴れと水 手摘みレモン』が新発売。まるで雑貨のようにかわいらしいデザインに早くも心動かされてしまうが、肝心の味はどうだろう?
富士で採水&白樺活性炭でろ過したこだわり天然水
キリンビバレッジ『キリン 晴れと水』(550ml・希望小売価格 税抜100円・2018年3月13日発売)は、富士のふもとで採水し、白樺活性炭で丁寧にろ過した天然水。昨年5月に関東エリアを中心にテスト販売をしていた商品が、パッケージデザインを改良して全国販売となった。
さらに今回、手摘みしたレモン果汁を加えたフレーバーウォーター『晴れと水 手摘みレモン』(550ml・希望小売価格 税抜120円・2018年3月13日発売)も同時発売。キュートなパッケージには「甘さすっきり」の文字があるが、裏を言えば「少しは甘い」ということ?ならば甘さやカロリーも気になるところ…ということで、2本まとめて検証してみる。
『キリン 晴れと水』
雑貨屋さんに並んでいそうなデザイン性の高いロングネックボトルが特徴的な『キリン 晴れと水』。pH値は7.8、硬度36mg/Lの軟水だ。
改めて硬水と軟水について説明すると、その違いは水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量。それらが多く溶けているのが硬水で、少ないものが軟水となる。WHO(世界保健機関)が定める基準では、水1Lあたり120mg未満を軟水というのだが、日本では100mg未満を軟水とすることが多いのだそう。
ちなみに日本人は軟水を好む人が多いといい、好奇心で調べてみると『サントリー南アルプスの天然水』の硬度は約30mg/L、『アサヒ おいしい水 六甲』の硬度は32mg/L。そして今回発売された『キリン 晴れと水』の硬度も36mg/Lで、紛れもない軟水といえる。
さっそく一口飲んでみると、舌先に当たったときに感じるまろやかさにビックリ。スッキリ爽快!というよりは、口内をまるっと包み込んでくれるようなやわらかさを感じる。水といっても意外とクセがあるものもあるが、『キリン 晴れと水』は雑味がなくて飲みやすい。
そして、飲み進めるうちに現れるのが、ラベルの内側に描かれた青空&雲。ボトルを傾けたときに見える空がなんとも爽やか。メーカーは「晴れやかな気分を表現」としているが、たしかにこの仕掛けひとつで特別感がものすごい。気分はまさに“晴れと水”!!ほっこりと心が温まる。
『キリン 晴れと水 手摘みレモン』
続いて『キリン 晴れと水 手摘みレモン』を検証。ドリンク自体は無色透明だが、キャップをひねると、レモンの甘~い匂いが香ってくる。
口に入れると、まず感じるのは甘み。「これは結構甘いかも!?」と頭によぎったが、次の瞬間にはレモンの酸味がやってきて、その甘さをパッとさらっていってしまった。
甘みを感じるのは一瞬で、なるほど“甘さすっきり”である。
熱中症対策にもピッタリ!適材適所で飲み分けを
ボトルのデザインによって2本の内容量は違って見えるが、どちらも550ml入り。並べてみると、たしかに水の表面の高さは同位置にある。
内容量は同じだが『キリン 晴れと水』が0kcalであるのに対して、『キリン 晴れと水 手摘みレモン』は100mlあたり22kcal。
原材料を見ても、しっかりと“砂糖”と”果糖ぶどう糖液糖”が含まれていることがわかるので、爽やかだからといって飲み過ぎには注意。ただし、適度な糖分補給も大切となる熱中症対策にはもってこいとも言えるだろう。
『キリン 晴れと水』、『キリン 晴れと水 手摘みレモン』は全国のスーパーなどで幅広く発売中。持っているだけで晴れやかな気分になれる、新たなミネラルウォーターの誕生だ。
photo by 尹 哲郎