毎日混ぜなくてもOK!『熟ぬか床』で、お手軽“ぬか漬”生活を始めてみた
“きゅうりのキューちゃん”でおなじみの東海漬物が発売する『熟ぬか床』は、家庭で簡単にぬか漬が楽しめる便利なキット。“ぬか漬”ってなんだか大変なイメージがあるけれど、手軽に作れるなら是非ともやってみたい!ということで、ぬか漬初心者の記者がさっそく挑戦!!
ズボラな記者でも、ぬか漬はできるのか!?
東海漬物『熟ぬか床 1.2kg(ジッパー袋入り)』(税抜600円)の米ぬかは、安心の純国産。直接食べるわけではないものの、食品基準を満たした玄米から得られる米ぬかを使用。原料の米ぬかをふるいにかけ、塩・水・とうがらし、そして「W発酵調味料」を配合して仕上げている。
「W発酵調味料」は、同社のぬか漬博士が多数の乳酸菌の中から選び抜いた2種の乳酸菌と一種の酵母を増殖させた調味料。これにより、豊かな風味が味わえるという。
ズッシリと重いチャック付きの袋の中には、透明袋に入ったぬか床と「ぬか漬のおいしい漬け方」の説明書。説明書にはぬか床の保存方法や、トラブル時の対処法など、初心者には「なるほど~」と勉強になることばかり。これは冷蔵庫に貼っておくことにしよう。
“毎日かき混ぜること必須”と思っていたぬか漬だが、1日程度かき混ぜなくても問題なしとのこと。暑い時期には冷蔵庫での保管がオススメで、この場合は1週間程度かき混ぜなくても大丈夫らしい。しかも、長期的に休憩したいときには、なんと冷凍もできるそう。ズボラな記者は、この“毎日かき混ぜ”がネックになっていたのだが、これで一気に気持ちが楽になった。
定番野菜&変わりダネの“アボカド”でトライ!
それでは、ぬか漬を作ってみる。まずは持ち手部分をカットしたチャック付きの外袋に、ぬか床を移していく。このとき、透明袋から絞り出すのではなく周囲に空気を入れるようにして、ひとかたまりの状態で落とすような感覚で入れるのがコツ。もちろん別に保存容器を用意して、移し替えて使ってもOKだ。
ぬか床の中には、先述の通りとうがらしが入っているのが確認できる。そして、何より驚いたのは匂い!記者は小さなころ、祖母が毎日ぬか漬を漬けていたのだが、とにかく匂いが強烈だった記憶があり、懸念要素でもあった。
だが『熟ぬか床 1.2kg(ジッパー袋入り)』は、顔を近づければ香る程度で、良い意味で大きくイメージを覆された。何回か野菜を漬けると、乳酸菌と酵母がが増殖してぬかの独特な風味になるそうだ。
今回は、定番のきゅうり、にんじん、そして、漬け物好きの中でひそかに人気を呼んでいるというアボカドで試してみる。
定番の素材については、パッケージの裏にも漬け方が明記。アボカドなどの風変わりな素材は、同社のホームページで確認できる。
手を綺麗に洗ってぬか床をかき混ぜたら、推奨された切り方にカットした素材をぬか床の中へ。野菜が空気に触れないように、しっかりとぬかで覆うようにする。あとは、漬け込みが終わるのを待つだけ。どんな仕上がりになるんだろう~とワクワク。使いはじめは塩味を強く感じるので短めに漬けるよう注意書きがあったので、それに従ってみる。
夜漬けて、翌朝にはきゅうりのぬか漬が完成!ぬかを落とし、さっそく白米と共にいただくと、塩味の効いた手作りのお味。短めに漬けたつもりだったが、正直それでも長すぎたようだ。次は、もう少し短めに漬けてみよう…と、早くもお手製ぬか漬が楽しくなってきた!
夕方にはにんじんとアボカドも完成。にんじんはコリコリとした安定のおいしさ。そしてアボカドは、まったりとした和風の味付け。これは新感覚!ぬか漬ファンの中で人気があるのも頷ける。
まだまだ広がる“ぬか漬”の世界にドハマリの予感!?
野菜のイメージがあるぬか漬だが、こんにゃくやチーズなどの変わりダネを漬けることも可能。記者の知らないところで、ぬか漬の世界はどんどん進化を遂げていた様子。漬け時間の調整で味が変わる上に、素材まで幅広く楽しめるなんて…奥深き“ぬか漬”、どっぷりとハマりそうだ。
『熟ぬか床 1.2kg(ジッパー袋入り)』のほか、『熟ぬか床(プラ容器入り)』(1.2kg・680円)、そしてぬかが減ったとき用の『補充用ぬか床』(400g・200円)もラインナップ。
記者が子どもの頃に見ていた“亀壺に入ったぬか床”からジッパー袋へと、かなり手軽にぬか漬が楽しめるようになっていたことにビックリ。2018年は“ぬか漬生活”。じっくりと楽しむことにしよう。
「熟ぬか床 オンラインショッピング」や、全国のスーパーでも購入することが可能。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎